導入事例・コラム

法/規制解説

法/規制解説 2024/10/09

金融機関 × eKYCで注意すべきことは?銀行・保険業界の犯収法からAML/CFT対策、法人確認まで詳しく解説

 あらゆるクロステック用語に先駆けて「FinTech(フィンテック)」という言葉が誕生したとおり、金融業界はどこよりも早く、テクノロジーによる変革の波に晒されてきたと言えます。

法/規制解説 2024/09/18

デジタル認証アプリとは?アプリの機能やユースケース、本人確認への影響について、eKYCのプロが解説

 2024年6月24日、デジタル庁から「デジタル認証アプリ」がリリースされました。マイナンバーカードを使った認証/署名を、安全・簡単に実施するために設計された本アプリは、公共施設の予約やネットバンキングのログイン、ライブ会場等での酒類購入時の年齢確認など、様々な用途での活用が想定されているものです。

法/規制解説 2024/02/15

公的個人認証サービス(JPKI)とは?「本人確認書類といえばマイナンバーカード」という未来に向けたトレンドを解説

 日々進化・多様化し続けるデジタルサービスは、私たちの生活に圧倒的な利便性をもたらしてきた一方で、情報セキュリティにまつわるリスクを高めている存在であるとも言えます。例えば名前や生年月日、クレジットカード情報など、個人に紐つく情報の提供を求めるサービスの場合、不正アクセスなどによる情報漏洩や意図しない改ざんなどのリスクはつきもの。ここ数年のニュースを眺めてみても、インシデントによる個人情報漏洩にまつわる事件やなりすましや不正利用などの詐欺が多く発生している状況です。

法/規制解説 2024/01/15

KYCとは?あらゆる業界に求められる「本人確認手続き」の最新情報を徹底解説

「KYCとは、銀行口座や暗号資産取引所口座を開設するとき等に必要となる“本人確認手続き”の総称」

「eKYCは、これらをオンラインで行う仕組みのこと」

法/規制解説 2023/12/12

eKYCとは?オンライン本人確認のメリットやよくある誤解、選定ポイント、事例、最新トレンド等を徹底解説!

 あらゆる生活シーンがデジタル化されるDX時代において、商品・サービスの利用者であるユーザーが「本人であること」をデジタル上でしっかりと確認するためのオンライン本人確認、すなわち「eKYC」は、あらゆるサービス提供者にとっての必須のリテラシーだと言えます。

法/規制解説 2023/10/24

日本版DBSから子ども料金の本人・年齢確認まで。広がる「子ども×eKYC」の可能性

 テクノロジーの発達やそれに伴うシェアリング等のサービス提供形態の多様化によって、私たちのあらゆる生活シーンが「便利」になってきています。その影響は当然ながら子ども達のサポート基盤にも影響しており、教育支援の高度化や育児サポートの多様化など様々な形でその恩恵を受けることができるようになってきています。

法/規制解説 2023/09/08

「行政手続ガイドライン」をはじめ自治体手続きにおける本人確認の課題を考える

 近年、自治体ではDX推進の取組が加速しています。そこでは、自治体手続をデジタル化することにより、住民の利便性向上に加え、自治体業務の効率化を図り、行政サービスの更なる向上や地域における新たなサービスの創出につなげていくことが目的とされています。

法/規制解説 2023/08/22

古物×本人確認(eKYC)。古物営業法・犯収法に準じた本人確認のメリットやポイントを解説

 シェアリングエコノミーやサーキュラーエコノミーの流れを受け、改めて注目されているリユース市場。特に成長が著しいのが「オンライン・リユース市場」です。環境省の調査報告書によると、ここ数年のオンライン・リユース市場は毎年20%程度の成長を記録しており、2020年以降のコロナ禍をきっかけに非対面での購買活動への機運も一層向上し、市場規模がますます拡大することが予想されています。

法/規制解説 2023/07/25

あらゆる企業・業界で必要となる「法人確認」とは?3つのチェックポイントについて解説

 法人として企業間取引を行なっていると、日々様々なコンプライアンスリスクと対峙することになります。

 例えば、昨今で大きな問題となっている「反社会的勢力」との関係について。かつての“総会屋”のような、はたからの判断が容易なものは最近ではすっかり見られなくなり、その存在はより不透明なものとなっています。それゆえに、知らず識らずのうちに関係を持ってしまうリスクが高まっており、企業のコーポレートガバナンス全体への対応がますます重要になってきていると言えます。

 それに対して、事業者が日々行なっている業務の一つが「法人確認」です。要するに、取引対象となる法人に対して、契約時に各種デューデリジェンスを実施し、取引相手として信頼できるか否かを日々判断する業務です。取引担当者であれば、例えば反社チェックの書類のやり取りを行った経験が、一度はあるのではないでしょうか。

 本記事では、上記のようなあらゆる企業に求められる「法人確認」業務について、法定要件として定められているものから、個別企業によって独自に行われているものまでを解説し、最後に、TRUSTDOCKが提供しているソリューション内容をご紹介します。

法/規制解説 2023/05/08

民間事業者向けデジタル本人確認ガイドラインとは?対象や目的などポイントを解説

 2023年3月20日、一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパン(以下、OIDF-J)より「民間事業者向けデジタル本人確認ガイドライン」(以下、民間ガイドライン)が公表されました。

法/規制解説 2023/04/07

徹底的現場主義のパブリック・アフェアーズ(PA)がスタートアップを押し上げる。TRUSTDOCKのPAチームが語る「官民巻き込み力」とは

 テクノロジーが指数関数的に進化する世の中において、スタートアップをはじめとする民間企業等が新たなる価値を世の中に提供し普及させる際には、商品・サービスの顧客や、そのエンドユーザーとなる私たち一般消費者はもとより、政府関係者やメディア、アカデミア関係者など、多様なステークホルダーとの対話を通じて「価値が世の中に広がることのメリット等」を理解してもらうことが非常に大切です。

法/規制解説 2023/02/15

犯収法(犯罪収益移転防止法)とは?各専門用語の意味や注意点から、定義されているeKYC手法まで詳しく解説

 ここ数年で注目度が高まっているオンライン本人確認、通称「eKYC」は、様々なデジタル技術が発達して情報がシームレスに行き交う現代社会においては、必要不可欠なシステム基盤であると言えます。

 このeKYCを理解する上で欠かせないのが、マネーロンダリング及びテロ資金供与対策(以下、AML/CFT)のための規制として機能する犯罪収益移転防止法(以下、犯収法)です。主に金融機関等を規制する法律として、日本におけるKYCを牽引しているとも言えます。

 一方でこの犯収法、さまざまな専門用語が前提となっており、また細かい改正がなされていることで、最新の細かいルールをしっかりと理解できていない、という声を多く耳にします。

 本記事では、そんな犯収法の理解を深めるべく、JAFIC(Japan Financial Intelligence Center:警察庁 刑事局 組織犯罪対策部 組織犯罪対策企画課 犯罪収益移転防止対策室)による「犯罪収益移転防止法の概要」および「令和3年 年次報告書」の冊子をベースにして、詳しく解説していきます。これを読めば犯収法のあらましを理解できる状態を目指して執筆しましたので、同法について知りたい方はぜひご覧ください。

※2022年12月2日参議院本会議で可決・成立した改正法の内容についても追記しております

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