CSXチームに広告営業を中心に、新規事業の立ち上げやマネジメントのキャリアを歩んできた白岩晃がJOINしました。
白岩はTRUSTDOCKの選考の前に複数社から内定オファーを受け、TRUSTDOCKの第一印象は「お堅い会社だと思った」と話します。そんな白岩がなぜTRUSTDOCKにJOINし、いまではCSXチームのチームづくりまでになっているのかをインタビューします。
そこには「拡大期の事業フェーズである」、「プロダクトの世界観に共感できる」、「一緒に働くひとの価値観が近い」といった白岩のブレない軸がありました。
株式会社TRUSTDOCK CSX担当 白岩晃
株式会社リクルートの創刊間もないホットペッパーの新規開拓営業に従事し、新規獲得件数で部内1位を獲得した。
株式会社サイバー・コミュニケーションズ(CCI)に転職後はメディアバイイングに従事し、Yahoo!チームの一員としてYahoo!社からの広告枠の仕入れ・買付けを行う。
新規事業である共同購入型サイトの立ち上げメンバーとして、DMM.comグループの株式会社ティーアイエスに転職する。新規開拓営業に従事し、事業のグロースを担う。
ミキハウス子育て総研へ転職後は、育児情報誌の広告営業として従事し、日本生命や積水ハウスなどの業界内で影響力の高いクライアントとの交渉を成立させる。
個人の成長と事業の成長にコミットするために、Webマーケティングコンサルティング会社の株式会社CS-Cに入社。業界最大手の東証一部上場企業をメインにコンサルティングを実施する。また、4名から始まり最大30名前後のマネジメントを経験し、自分のチームから5名の昇格者を輩出する。
ベルフェイス株式会社にカスタマーサクセスチームのリーダーとして入社後、4名のメンバーのマネジメントと主に1000名以下のSMB顧客を中心に担当する。
2021年、TRUSTDOCKにJOINし、CSXチームの一員として、外部のオペレーター企業とクライアントの間に入り、日々円滑にエスカレーションしている。また、立ち上げ期を終えて拡大期に入ったチームづくりを牽引している。
プロダクトの世界観に共感し、価値観の近い仲間と事業を拡大させる。そのためにJOINした
――白岩さんはこれまで広告営業を中心に、新規事業の立ち上げやマネジメントのキャリアを歩んできました。TRUSTDOCKにJOINした今回の転職活動は、会社を選ぶ軸をどのように考えていたでしょうか?
白岩:大きく分けて3つありました。「拡大期の事業フェーズであること」、「プロダクトの世界観に共感できること」、「一緒に働くひとの価値観が近いこと」です。
――Webマーケティングコンサルティング会社に転職したときには、20人目のメンバーとして組織の拡大を担っていましたね。
白岩:組織が拡大していく中でいわゆる「30人の壁」や「100人の壁」といった部分も経験し大変な時期もありました。でも、だからこそマーケットをつくり出す経験や、組織づくりに関わる事もできました。事業の成長と共に自分自身大きく成長できたと考えています。この経験をTRUSTDOCKでも活かしたいですね。
――白岩さんはどんなプロダクトの世界観に共感するのでしょうか?
白岩:私自自身が働く上で大切にしたい価値観があります。それは、自分が関わる事で「人」や「企業」の可能性を広げられる人間であることです。例えばプロダクトを提供することで生産的な時間が生まれ、いままで挑戦できていなかった仕事にチャレンジできるようになるなどです。TRUSTDOCKのeKYCプロダクトを導入すれば、顧客は本人確認の作業を安心に済ませることができ、事業を推進するコアな業務に集中できるようになりますよね。
――TRUSTDOCKのプロダクトに、「可能性を広げられる」一面を見たんですね。一緒に働くひとの価値観は、どのように見極めましたか?
白岩:面接で判断するのはなかなか難しい部分ですよね。「隣の席に座って10時間のフライトを共にすること」をイメージできるかを判断基準としています。面接をしてくれた取締役の肥後さんも、CEOの千葉さんもイメージできたので、価値観は近いのだと思います(笑)。
価値観を共にできる仲間と、世界観に共感できるプロダクトを広め、事業を拡大させていく。TRUSTDOCKはこの3つの条件が揃い、入社を決意しました。
「難しそうなことを、難しそうな人たちがやっているお堅い会社」だと思った。でも、千葉が話す世界観で「自主性を持って働いている会社」と思い直した
――3つの条件が揃ったTRUSTDOCKですが、最初の印象はいかがでしたか?
白岩:初めて求人票を見たときは「難しそうなことを、難しそうな人たちがやっているお堅い会社なのかな」といった印象でした。正直に申し上げると「大きく惹かれる事はなかった」です(笑)。eKYCについて知っていたわけでもないですしね。他社の求人票に気持ちは傾いていました。
――そこまで惹かれていなかった中で、選考を受けようと思ったのはなぜでしょうか?
白岩:TRUSTDOCKを受ける前に、ありがたいことに複数社から内定をいただいていました。でも、決めきれずに悩んでいる日々が続いていたんです。その時に転職エージェントから数社ご紹介いただき、カジュアル面談でCEOの千葉の話を聴いたことが大きなきっかけでした。千葉のeKYCプロダクトがつくる世界を真っ直ぐに信じている人柄や、ひとつの民間企業として出なく社会に広く貢献することを目指す経営の考え方、TRUSTDOCKがつくろうとしている世界観。大きな魅力を感じました。
――求人票と直接話を聴いた印象は違ったんですね。
白岩:選考の過程でも意思決定の速さから、とても誠意ある会社という印象を受けました。カジュアル面談、一次、二次、最終と実施してもらいましたが、カジュアル面談から1週間で最終面接まで行なっていただきました。他社の内定受諾の期限が迫っている私の転職活動が、納得いくものになるように考慮してくれたのだと思います。
――実際に選考に進み、一緒に働くひとの価値観は確認できましたか?
白岩:そうですね。カジュアル面談から最終面接まで一貫して感じたのは、TRUSTDOCKも人間性やそのひとの価値観の確認に重きを置いていることです。もちろん会社のフェーズの影響もあると思いますが、ある程度人数の多い会社だと「組織の中で足りないピースを埋めるためにスキルや経験などの確認が多くなる」こともあるかもしれません。TRUSTDOCKも、もちろん足りないピースを補うという側面はありますが、それ以上に「これから事業を一緒に育てて行ってくれるコアメンバーになってくれるかどうか」を知りたがっているように感じます。
――面接の中で戸惑ったことはありますか?
白岩:最終面接で千葉からライフプランを質問されたことです。
面接に向けてキャリアの棚卸しを中心に行なっていたため、ライフプランの質問をされた時は戸惑いましたね(笑)。また、面接では人間性や価値観を問われる事が多く、本当に正解がわかりませんでした。そういった意味で「手応えを感じていなかった」が本音です。でも、その面接も「正解を当てられるひと」ではなく「正解は何かを自分で問いを立ててつくれるひと」を求めているのかなと思います。だから「面接に通過しているか」の手応えはなくても、「主体性を持って仕事に取り組めそうだ」という納得感は高まったまま、入社することができました。
「補完し合えるメンバー」が集まっているから、気持ちよく仕事を進められる
――入社後はどんな仕事をしていますか?
白岩:CSXチームの一員として外部のオペレーター企業とクライアントの間に入り、日々円滑にエスカレーション対応を行っています。
――白岩さんは「プロダクトの世界観に共感できること」を会社選びの軸にしていました。入社後にプロダクトに実際に関わるようになって、特徴などは見えてきましたか?
白岩:eKYCサービス単体を提供するサービスは他にもありますが、その中でTRUSTDOCKの特徴はツールの提供とBPO業務をセットでご提供している部分であると考えています。
このことでeKYC業務を丸っとお受けする事になるため、クライアント側からすると生産的な時間の捻出につながります。より創造的な部分に時間を使えるメリットが大きいですね。
――「人」や「企業」の可能性を広げられるプロダクトですね。
白岩:私の価値観でもあるので、日々実感できて嬉しいです。
このBPO業務に関しては外部オペレーター企業が24時間365日対応をしてくれていますが、オペレーター企業が判断出来ずに保留となった案件を主にCSXの運用チームが代わりに対応をしています。いまは3名でエスカレーションの対応を行なっています。現状はリソースの兼ね合いもあり、優先度をつけながら業務にあたっていますが、今期中にメンバーの増員も決定しています。段階的にCSXチームのフェーズを引き上げ、業務範囲を広げて行きたいと考えています。
――マネジメントの経験も豊富な白岩さんにとって、いまのCSXチームはどう映っていますか?
白岩:みんな素直で真面目、勉強熱心なメンバーが多いと感じています。業務に関しては「誰がやるか」よりも、足りないリソースの中で「いかに補完し合うか」が根っこの部分でチームに根付いています。だから気持ち良く仕事ができていますよ。
――これからどんなチームになっていくか楽しみですね。
白岩:いいメンバーが揃ってますからね。例えば本人確認業務のプロフェッショナルな方は誰よりも本人確認業務に関し責任感を持って取り組んでくれていて、ちょっと職人気質というのでしょうか。スペシャリストタイプの人がいらっしゃいます。
本人確認業務のスペシャリストがいれば、谷合さんはクライアント支援のスペシャリストではないでしょうか。数値分析に基づいた顧客定例用の資料作成など、対クライアントに対しての安心感を提供してチームを引っ張っています。
――タイプの違うメンバーが揃っているんですね。
白岩:補完し合える経験を全員が持っています。東藤さんはゼネラリストタイプと言えそうです。顧客対応から本人確認業務まで、幅広く業務をマルチに安定して進めてくれます。まさにいまのCSXチームのフェーズで、必要不可欠な人物かと思います。
長瀬さんは、チーム内では最も年齢が近く且つ同期なため安心していろいろと相談できる存在です。誠実に粘り強く物事をクリアしていく、頼れるチームの兄貴的な存在です。
CSXチームは1→10に移行する時期に入った。どれだけチームが成長しても「働いていて楽しいチーム」でいる信頼の土壌はつくり続ける
――入社直後ですが、既にメンバーの特徴を掴んでらっしゃるんですね。白岩さんはどんなチームにしていきたいなど、目指すチーム像があるのでしょうか?
白岩:言葉にするとシンプルなのですが「働いていて楽しい」と思えるチームを目指しています。月並みですが、人生の大半が仕事である以上、仕事が楽しければ「人生そのものが楽しい」と言えるようになります。だから結果を出すこと、お客様に貢献することはもちろんのこと、メンバーが楽しく仕事ができているかも大切にしたいです。
――「働いていて楽しい」チームには、どんな特徴があるでしょうか?
白岩:「楽しい」と思う判断基準は、ひとそれぞれ働く上での価値観に紐づくものなので、一概には決められないですよね。その中でも、土壌にはメンバー同士がお互いの事を理解し、信頼し合えていることがあるはずです。TRUSTDOCKもCSXチームも急速に成長していますが、ここの信頼のベースづくりにはこだわり続けます。その延長でそれぞれのメンバーが自身の強みを生かし、得意領域でパフォーマンスを発揮できることが目標ですね。
――もう既に取り組んでいることはあるのでしょうか?
白岩:チーム内でのスキルの標準化です。これまでの0→1のフェーズでは、限られたリソースの中でとにかくマンパワーでやり切るという側面が強くなります。良くも悪くも、ノウハウが属人化されてしまっています。現状では1→10に移行する時期と捉えており、仮に数ヶ月後にお取引社数が5倍、10倍、100倍になったとしても品質の高いサポートが提供できる組織かどうかと考えると、伸びしろが多いですね。
――CSXチームは過渡期にあるんですね。白岩さんが挑戦したいことはありますか?
白岩:正直に申し上げれば、リソースも限られているため課題とわかっていても着手出来ないもどかしさもあります。どれが組織に与えるインパクトが大きいかで優先度を決めるようにしています。
そのような事から直近では、私はイネーブルメント領域に注力し、新メンバーの立ち上がり支援や既存メンバーのスキル向上に寄与したいと考えています。また、同時にオペレーションの改善にも取り組む事で、CSXメンバーがクライアント企業様に割ける時間を増やせるように、できる限り業務負荷を減らし生産性を高められるようフォローして行きます。
――さらにクライアント企業様に貢献できるチームになりそうですね。
白岩:CSXという職種はプロダクトがマーケットにフィットして初めて必要とされる領域です。だから、CSXの枠だけにはとらわれず、事業を成長させるために必要なことに関しては泥臭く取り組みたいと考えています。その延長で、将来的には「CSXと言えばTRUSTDOCK」と認知してもらえるような、そんなCSX組織を構築したいと考えています。
TRUSTDOCKは積極的に採用活動をしています
TRUSTDOCKはeKYC市場を一緒につくる仲間を積極的に募集しています。
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