金融庁から2022年4月8日に「マネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融対策の現状と課題」が公表されました。今回で3度目の公表となるこの「現状と課題」は、初回の2018年版の3倍の100ページにも及ぶ分量となっています。
特に、金融機関のリスク管理態勢の実施状況に係る現状と課題については、各業態別にこれまで以上に詳細な記載がなされるなど、当局のAML/CFT対策に対する意識の高まりが伺われます。
第4次FATF対日相互審査の結果等を踏まえ、金融機関の皆様におかれましてはAML/CFT対応の体制強化や、2024年3月末期日までの継続的顧客管理の実施・対応検討を行っている状況かと思われます。その際、今後、規制当局が特に軸足を置くであろう着眼点も予測しつつ、実効的な準備・対応を進めていく上でも、今回の金融庁公表の「現状と課題」の内容を把握しておくことは有用と思われます。
今回のウェビナーでは公表されたレポート100ページを分かりやすく解説致します。
後半ではTRUSTDOCKの継続的顧客管理サービスや実際に寄せられたご相談事例・業界動向を中心にお話を致します。
また、質疑応答タイムも設けております。チャット機能にてご質問いただければその場で回答いたします。ぜひお気軽にご参加ください。