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「誰ひとり取りこぼさない社会インフラをつくる」を支えたい。「テクニカルサポートのプロ」の道を追求する

作成者: TRUSTDOCK Staff|2022/02/11

PdMチームにdev-support(テクニカルサポート)として鈴木紀子がJOINしました。

鈴木はITサポートやヘルプデスクの経験を積み、ときにはその実績を買われて講師を務めてきました。エンジニアリングの知識を踏まえた説明や問い合わせ対応に優れた能力を持ったエキスパートです。

「分からなかった点が解消できた」という声をいただくことがやりがいであり、「新しい時代を感じさせてくれるIT業界が好き」と話す鈴木がTRUSTDOCKを選んだ理由はどこにあったのでしょうか?

一人目のdev-support(テクニカルサポート)として、お客様の機能的な課題をサポートする鈴木に話を聞いてみました。

株式会社TRUSTDOCK dev-support(テクニカルサポート) 鈴木紀子

クラウドサービスのヘルプデスクからキャリアをスタートさせる。その実績が認められ、大手外資系IT企業に出向し、セミナー講師としての経験を積む。
EC関連のベンチャー企業に転職後は、社内で一人目の情報管理担当に従事し、採用や社内コミュニケーションの効率化を推進した。
ITコンサルティング、SIer企業では官公庁プロジェクトのデータベースチームや企業データベースサーバ構築チームでDB環境の構築や検証に従事する。
2021年8月、dev-support職(テクニカルサポート)としてTRUSTDOCKにJOIN。これまでのIT系企業でのITサポートやヘルプデスク、講師の経験を活かしてTRUSTDOCKのAPIサービスを導入する顧客の要望に対応している。

入社の決め手は「誰ひとり取りこぼさないeKYC」に大義を感じたことでした

――鈴木さんはこれまでITサポートやヘルプデスクの経験を積み、ときにはその実績を買われて講師を務めた経験もお持ちです。TRUSTDOCKにはdev-support(テクニカルサポート)として転職しました。もともとはどんな経緯から転職活動をはじめたのでしょうか?

鈴木:何かをしようとしているひと、TRUSTDOCKでいうとAPIサービスを新しく導入しようとしている企業のサポートをするのが好きでしたし、得意でした。「不便だったものが便利になった」「分からなかった点が解消できた」「やりたかったことがようやくできた」を叶えるお手伝いですね。このテクニカルサポートの道を究めたいと考えて、転職活動をはじめました。

――一貫してIT業界でキャリアを積んでますね。

鈴木:私が、単純にITサービスが好きということもあります。最初に就職してITサービスの活用支援をして以来ずっとITに携わっています。新しい時代を感じさせてくれるIT業界が好きですね。

――仕事と育児の両立も考えていたとお伺いしました。

鈴木:そうですね。出社しなければいけない働き方だけだと、どうしても同僚に皺寄せがいってしまいます。私はリモートワークと出社を組み合わせたフレキシブルな働き方を選ぶことで自分も仕事に専念できて、同僚にも負担をかけず、家族との時間もとる。そんな働き方をするためにTRUSTDOCKを含め、工夫をしている企業を中心に探していました。

――新しい時代を感じさせてくれるIT業界とフレキシブルな働き方ができる企業というと、TRUSTDOCK以外にも選択肢はあったかと思います。その中でもTRUSTDOCKを選んだ理由はありますか?

鈴木:確かにITサービスで生活の利便性を上げるプロダクトを提供する企業は、他にもありました。その中でも「会社として利益を上げる」「業界トップをこれからも走り続ける」を目指す以外に、「誰ひとり取りこぼさないeKYC」という方針に大義を感じました。一部のひと、例えばITリテラシーが高いひとだけが使えるのではなく、電気・ガス・水道のように誰でも使える必需品のようなサービスを目指すスタンスに惹かれました。

――「社会インフラをつくる」と掲げていますね。

鈴木:大きなビジョンですよね。本気で「社会インフラをつくる」と考えていることが、選考を通じて出会ったひとたちから感じました。私にとってIT業界の魅力は「新しい時代を感じさせてくれる」でしたが、それ以上に「新しい時代を一緒につくりたい」という高揚感がありましたね。

プロダクトの方針にある「誠実さ」が、メンバーの間にも行き渡っている

――選考の中で「本気で社会インフラをつくろうとしている」と感じたそうですが、もともとTRUSTDOCKのことはご存知でしたか?

鈴木:転職活動をはじめてから知りましたし、最初は個人情報や法律が絡むような業務内容ということで「難しそう」という印象でした。でも、「デジタル身分証が当たり前のように使える未来は確かに面白そうだし、そんな未来をつくりたい」と思って、応募しました。

――最初のカジュアル面談はCEOの千葉さんでしたね。

鈴木:正直「一発勝負なのか」と思って震えましたね(笑)。結果的に事業に対する想いやこの先のビジョンを直に聞けて、「興味がある会社」から「働きたい会社」へ気持ちが移っていきました。
3回目の面接では取締役の肥後さんがご担当でした。質問がロジカルで、私自身で自分の発言に意図してない矛盾があることに気づいて、嫌な汗をかいたことを覚えています(笑)。

――記憶に残る面談、面接が多かったんですね(笑)。

鈴木:そのようです(笑)。全体的にはこちらの質問を聞いてくれる時間を多く取ってくれていると感じました。「見極められている」といったテストのような印象はありません。
インタビュー記事や面接で聞く社内の様子から、「社員の仲が良さそう」と感じていました。入社してからもその印象は変わりませんでしたが、仲の良さは一部の人たちだけに限られているわけでもないこともわかりました。全体的に仲が良いですね。

――どんなときに仲の良さを感じるのでしょうか?

鈴木:オンボーディングで色々なひとから様々なことを教えてもらいましたが、チームやポジションが近いひとでなくても、自然とフォローし合うんですよ。私も影響されて、Slackでメンションされていないチャンネルでも興味があればすべて読み、何かフォローできることがあればコメントしています。

――お互いにひとを見る社風が根付いているんですね。

鈴木:プロダクトの方針に「誠実さ」を掲げているからなのか、お客様や事業の在り方に関してだけでなく、メンバーにも誠実であろうとする社風なのだと思います。仕事やプロダクトの先にいるひとのことを考えていると感じます。

フルリモートで働きながら、一体感も感じられています。エンジニア・セールス・CSXなど、他部署のメンバーとも連携しています

――入社してからは具体的にどんな仕事をされていますか?

鈴木:TRUSTDOCKのeKYCサービスはAPIなので、お客様のシステム内に組み込んでいただくことで効果を発揮します。組み込む際に発生するご不明点やユーザー登録などのご依頼を承り、スムーズな導入をお手伝いすることがdev-support(テクニカルサポート)の役割となります。

――開発業務に特化したお問い合わせ対応の仕事ですね。

鈴木:そうですね。メールで直接お問い合わせいただく場合に加え、営業担当を経由してご質問いただいたり、契約締結後のお客様から直接ご連絡いただいたりする場合もあります。
また、お客様向けのヘルプページの管理もしております。お問い合わせの多い内容を1つの記事にしたり、FAQにまとめたりします。

――dev-support(テクニカルサポート)としては現状は鈴木さんお一人ですが、PdMチームに所属されていますね。

鈴木:dev-support(テクニカルサポート)がPdMチームにいる理由は、私の仕事がお客様がテクニカルな機能を迷わずスムーズに使いこなせるかをフォローする役割を持っているからです。CSに寄せられた機能的なお問い合わせを、こちらで回収することもあります。
お問い合わせ内容の回答についての壁打ちなどで助けてもらっているので、チームとしての一体感も感じながら働いています。

――2021年8月に入社したばかりですが、すぐに業務に慣れることはできましたか?

鈴木:サポート業務自体は初めてではないので、業務にはすぐに慣れたように思います。時間がかかったのは製品理解や仕様理解でした。メンバーに助けてもらいつつやっています。

――キャッチアップの早さは、鈴木さんに開発経験があることも関係しているでしょうか?

鈴木:関係しているかもしれませんが、個人的にはもう少し開発経験が豊富だったらなと思うことの方が多いです。エスカレーションの回数はもっと減らせると思うので、悔しさもあります。エンジニア同士のコミュニケーションを見聞きしていたことはいまの仕事にとても活きています。「エンジニアの言っているこのことはお客さまに伝えるにはこう言い換えた方が良さそうだ」と変換することができます。

――いまもエンジニアのメンバーとの関わりは多いのでしょうか?

鈴木:そうですね。フルリモートで業務をしていますが、打ち合わせやちょっとした会話なども頻繁に(気軽に)できる文化があるので、チャットでもビデオ会議でもコミュニケーションは密に取れている実感もあります。自分から動こうとする限り誰かが拾ってくれる環境なので、働きやすいですね。
質問を受けるという意味で関わるというとセールスGR(Goverment Relationship)CSX、エスカレーションをしたりダブルチェックをするので開発、個人のお客様対応のテンプレート作成にも関わっているのでPA(Public Affairs)やBizopsと関わることもあります。

もっと「お固い雰囲気」を想像していました。感情的ではなく、情熱的なメンバーが集まっていて輪に入りやすいです

――鈴木さんから見たPdMメンバーの性格や特徴を教えてください。同期入社には中川さんがいますね。

鈴木:「なんでも屋さん」と呼べるほど、幅広く業務を進められる方です。社内唯一のPMですが、ひょうひょうとやってのけているイメージです。まだご一緒する機会が少ない状態ですが、中川さんが困ったときにフォローができるようにdev-support(テクニカルサポート)として準備していきたいです。

――2022年の2月からは竹位さんもJOINされました。

鈴木:待望のPdMですね!JOINされたばかりとは思えないほど情報の整理が早くて、しかも詳細で驚いています。私がうっかり聞かれてもいないことを山盛りでお話ししてしまっても、いつの間にか整理してくださいます。

――チーム全体としてはどんな空気なのでしょうか?

鈴木:PdMチームとしては毎日ショートミーティングを開催して各メンバーの困りごと解消をしています。毎日顔を合わせて会話するので、喋り方も自然とラフになって気兼ねなくコミュニケーションを取れるチームです。会社全体としてもチームに拘りなく社員同士のコミュニケーションを取っている方が多いですしね。

――入社前のイメージとギャップはありましたか?

鈴木:個人情報や法律に携わる業務内容のため、実はもっと「お固い雰囲気」を想像していました。実際は良い意味で砕けていて話の輪に入っていきやすい雰囲気でした。感情的にはならないけど情熱的で、誰かをアテにするのではなく自ら動いていくのをみんながサポートし合うイメージです。

――鈴木さん個人としては、今後はどんなキャリアを描いていますか?

鈴木:よりテクニカルなお問い合わせにも答えられるようになりたいです。基本的な情報はヘルプページを充実させ、お問合せには+αの回答ができるようにすることが直近の目標です。これからdev-support(テクニカルサポート)職もチームとして採用をはじめます。PdMチームのメンバーであることは、プロダクトの機能から考えるチームにいることを意味します。わかりやすく伝えるだけじゃなく、「なぜこの機能があるのか」といった機能の意義や背景まで理解した上で、お客様のテクニカルサポートができます。説明のプロとしてはもちろんのこと、プロダクトを機能面から最も理解している立場としてお客様の課題解決にあたれるポジションです。お客様から機能のフィードバックを一番近い位置でいただけるポジションでもあるので、今後はPdMチームにもその声を還元できる仕組みを考えていきたいですね。
新しくJOINされる方とも一緒に「誰ひとり取りこぼさないeKYC」という大きなビジョンに向かっていきたいと思います。

――ちなみに鈴木さんはオフはどのように過ごしているのでしょうか?TRUSTDOCKメンバーはみなさん写真付きで紹介してくださっています!

鈴木:みなさん特技をお持ちですよね!
私は子どもが小さい上に遠出が難しい(やめた方が良い)状況なので、近くの公園や家の中で過ごすことが多いです。ですが、かえって時間にゆとりができて心に余裕を持って過ごせているように思うので、いまはゆっくりした休日を過ごすのを楽しんでいます。この後この帽子は無くしました・・・お気に入りでした(涙)

――また素敵な帽子を見つけてください(涙)

鈴木:二匹の猫ともゆっくりしています。保護猫で4姉妹のうちの2匹なのでそっくりです。(性格は結構違う!)

――最高です。

鈴木:これは伯父が子どもの足に書いた落書きです。子ども本人は割と気に入っている様子です(笑)。

――TRUSTDOCKには原さんという画伯がいますね!ぜひタッグになってください!

鈴木:オファーしておきます(笑)。こうして生活を楽しみながら、仕事にも集中する。転職活動をはじめたときに願っていたことなので、叶ってとてもうれしいです。ひとつも諦めることない働き方はできますね。

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ご興味をお持ちいただいた方は、こちらからエントリーいただけますと幸いです。