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見送られても入社したかった理由。1年前の私に足りなかったもの

作成者: TRUSTDOCK Staff|2022/04/12

カスタマーサクセスとして長瀬和人がJOINしました。長瀬は大手小売りチェーンで加盟店のオーナーの経営相談担当、ITエンジニアの派遣企業で営業リーダーとして経験を積んできました。顧客との長期的な関係構築、ボトルネックを特定する分析力を強みに、TRUSTDOCKではカスタマーサクセスとして活躍しています。

強みが明確な長瀬ですが、「本能的に物足りない何か」というややモヤモヤした状態で転職活動をはじめていました。実際に1年前にTRUSTDOCKの面接に来たときは、「すぐに落ちたのも当然でした」と話します。

なぜTRUSTDOCKに「本能的に物足りない何か」があると感じたのか。いまの仕事は物足りなさを解消できているのか。インタビューしました。(カスタマーサクセスの仕事内容がわかるインタビューはこちら

株式会社TRUSTDOCK カスタマーサクセス 長瀬和人

大学卒業後、大手小売りチェーンに入社し、経営相談員として加盟店のオーナーに経営アドバイスを実施。オーナーとの成功事例の共有、長期的な関係性を構築することで担当エリア売上1位の成績を上げ、社内で表彰される。
ITエンジニアの派遣企業に転職後は、営業として従事。リーダーとして売上アップを牽引しつつ、チームの数値・行動計画を策定、メンバーの行動管理・育成、新卒教育を行う。2019 年4月からは全国に地方開発拠点を立ち上げ、IT受託開発を行う新たな社内プロジェクトを実行、推進。
2021年7月、TRUSTDOCKにカスタマーサクセス担当として入社。案件獲得後から運用開始までのプロジェクトマネジメントと既存営業を担当している。

前の会社に不満はなかった。「本能的に物足りない何か」をTRUSTDOCKに求めて転職した

――長瀬さんは前職のITエンジニアの派遣会社では、営業、マネジメント、社内プロジェクトと幅広い経験を積んでましたね。

長瀬:ありがたいことに、常に新しいことに挑戦できる環境を用意してもらっていました。

――充実した環境にいる中で、転職活動をはじめた理由はどこにあったのでしょうか?

長瀬:確かにいまと同じように事業を成長させるために行動を取っていました。成果にこだわりつつ、新たな考えや気付きを得るために本を読んだり、ひとに会ったり。時間を惜しまず足を使って、機会を得てきました。そんな中で、入社した3年目に「世の中に対して自分は何ができるひとなのか?」という視点に重きを置いてキャリアを考えはじめたことがきっかけです。いま振り返ると、「本能的に物足りない何か」を求めはじめていた頃だったのでしょう。

――それで転職もひとつの選択肢と考えるようになったんですね。「本能的に物足りない何か」を言葉にすると、どんな基準で転職先を探しましたか?

長瀬:ひとつ目は「お客さまと向き合って、さらに価値提供できるか?」です。その頃の私は売上を上げるためには、マーケットやビジネスモデルの特性上、どうしてもスピードや数を重視した提案をしていました。スキル面でも自分がしたい価値提供という面でも、物足りなさがあったんです。自社のサービス価値をしっかりと理解いただき、継続的に支援できるサービスに携わっていきたいと考えるようになりました。その上で課題を特定する能力や提案力を磨くことが転職する基準のひとつです。

――スキル、価値提供をする上での「物足りなさ」があったんですね。

長瀬:これは二つ目の事業フェーズとも関わってきます。過去の経験上、私が最もパフォーマンスが発揮できて、単純にワクワクできるのは、立ち上げのフェーズです。つくり上げていくことができる事業フェーズであることを大切にしていました。

――そうすると新規事業や会社そのものがスタートアップであることが視野に入ってきますね。

長瀬:そうですね。その中で「ビジョン・サービスの目指す世界観に共感できるか?」を重視しています。私自身が影響力を拡大し続けていく、その上で「私が誰かの後押しをすることで、ひとの可能性が広がる」ことに喜びを感じてきました。TRUSTDOCKには「社会に対する使命感を持ちながら、新しいマーケットを切り拓く」部分に共感してJOINしました。

1年前の面接ではすぐに落ちた。今回の面接では「本能的に物足りない何か」を埋められる組織・ひとに出会えた

――TRUSTDOCKの第一印象はいかがでしたか?

長瀬:イベント時に配られていたTRUSTDOCKのパンフレットを見ても、最初はよくわかりませんでした。eKYCについてもすぐには理解できませんでした。けれど、大きなビジョンを描いていて、しかもそれは社会貢献性の高いものだということだけはわかりました。TRUSTDOCKを知ったイベント会場のその場で採用ブログを辿って、写真を白シャツで統一するその感性に、勝手に共感を覚えました(笑)。

――長瀬さんもプロフィール写真で白シャツになっていただきました(笑)。印象的だったページはありますか?

長瀬:大変光栄です(笑)。エンジニアの保屋野さん五島さんのページが特に印象に残ってます。技術力の高いエンジニアがTRUSTDOCKにJOINする理由を通して、eKYCプロダクトの可能性を見出せました。「お客さまに自信を持って提供できるか」を知るひとつの材料になりました。
でも、すぐに共感して挑んだ一年前の面接は、すぐに落ちてしまったんですよ。

――ショックではなかったですか?

長瀬:それまで転職活動は一切していませんでしたので、当たり前だなと思いました。そこから、転職を現実的にするために、ちゃんと準備から取り組むことにしました。実際にその間の一年間は、自分と向き合う時間にかなり時間を費やしました。様々な本やひとにお世話になりましたね。それからちょうど一年後、改めて面接をさせてもらいました。

――リベンジとも言える面接の中で、印象に残っていることはありますか?

長瀬:役員との面接で、物事の捉え方や考え方を深掘りする質問が多かったことが印象的でした。抽象から具体の行き来もあり、思考そのものの力を重視しているのかなと感じました。でもテストというよりも、入社後の組織の状態に合わせて活躍できるかを確認し合うような時間だったと記憶しています。

――長瀬さんは「本能的に物足りない何か」を求めて転職活動を進めました。TRUSTDOCKにそれがあることは、どのように判断できましたか?

長瀬:ひとに会うことで判断できました。面接で「お客さまの要望に対して長瀬さんはどのように対応していますか?」と質問がありました。そこから話が派生してプロダクトに対する考え方を聞くことができました。お客さまの業務とプロダクトへの深い理解、誠実さを感じられたんですね。「お客さまと向き合って、さらに価値提供できること」「事業が立ち上げのフェーズであること」「ビジョン・サービスの目指す世界観に共感できること」を考えながら、最後は組織・ひとに惹かれたと言えます。

――ちなみに、オフはどんな時間を過ごしているのでしょうか?

長瀬:最近は、ランニングしたり、ジム、サウナに行ったりしてリフレッシュしています。シーズンに数回はフルマラソンやハーフマラソンに参加したりしますが、直近は大会自体がなく、いまは来る日に向けてトレーニングを積んでます。

――鍛えていらっしゃるんですね!

長瀬:体を動かすことは楽しいですね。その他は、ずっとストリートダンスをしてきたので、いまでも友人たちと遊んだり、イベントに出たりしています。

――プロフィールの写真とはだいぶ違った雰囲気ですね!

長瀬:仕事とは違った真剣さがありますね!オフでリフレッシュしながら、「TRUSTDOCKとは何か」という答えのない問いを考え続け、形にしていけたらと思います。

TRUSTDOCKは積極的に採用活動をしています

TRUSTDOCKはeKYC市場を一緒につくる仲間を積極的に募集しています。

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