TRUSTDOCK MAGAZINE│KYC・本人確認ならTRUSTDOCK

エンジニアの仕事は「機能開発」ではない 事業を成長させる「課題解決」だ

作成者: TRUSTDOCK Staff|2022/09/22

決済機能の開発リーダーやファクタリング事業の要件定義や設計を担った後に、フルスタックエンジニアとしてTRUSTDOCKに入社した保屋野。入社して2年経ったいまでは技術開発部のマネージャーでもあります。転職前に考えていた「次の10年もさらにハードルの高い挑戦がしたい」という願いは叶えられているのでしょうか?(2022年9月現在)

同時にTRUSTDOCKのエンジニアの特徴である「解決志向のエンジニア像」を明らかにしつつ、仕組み化をさらに進める組織に成長しつつあるエンジニアチームの状況をマネジメントの立場から俯瞰します。

株式会社TRUSTDOCK 技術開発部 マネージャー 保屋野 透

ピクスタ株式会社にて、WEBアプリのリプレースやデータ分析システム・検索システムを実装。株式会社クラウドワークスへ転職後は、決済機能の開発リーダーとして、アーキテクチャ設計やチームビルディング等でプロジェクトメンバーを牽引するほか、DevOpsとしてインフラ管理のコード化に携わった。
OLTA株式会社ではフルスタックエンジニアとして、ファクタリング事業(Fintech)のプロダクトのアプリケーション開発をリードした。さらに、ユースケースの洗い出しやドメインモデリング等、プロダクトとしての要件定義や設計にも携わった。
2020年5月に株式会社TRUSTDOCKにフルスタックエンジニアとして入社。CTOの荘野と共にデプロイ作業やコードレビュー、プロダクトの修正や新機能の設計を行う。また、新機能の設計・開発・DevOpsだけではなく、開発チーム自体のプロセス改善の提案、実施を担っている。2021年11月、技術開発部のマネージャーに就任。

「事業を成長させる開発」ができる環境とメンバーに恵まれている

――フルスタックエンジニアとして2020年5月に入社し、2年以上が経ちました。技術開発部のマネージャーになっているいまはどんな仕事をしていますか?(2022年9月現在)

保屋野:全社として目指しているMRR(Monthly Recurring Revenue)達成に向けて、必要なシステム開発・保守・運用を行っています。具体的にはアプリの将来を見据えたシステムのアーキテクチャ選定などの開発戦略や戦術の取り決めや、技術開発部に属するメンバーやチームのフォローです。

――開発業務とマネジメント業務を両立させているんですね。

保屋野:そうですね。ひとりのエンジニアとしてはRailsで実装された身元確認のシステムV2の機能開発を行っています。マネジメントとしては、各機能開発に対する要求整理・要件定義・設計、タスクのアサインと進捗管理、コードレビューを行いつつ、メンバーとの定期面談等々を行っています。事業成長に直結するエンジニアとしての役割が増えているので、エンジニアが力を発揮できるように業務とキャリアの両面からサポートしています。

――保屋野さんの転職理由には「次の10年もさらにハードルの高い挑戦ができる環境」がありました。入社してその願いは叶えられていますか?

保屋野:少し驕った言い方になってしまうのですが、これまでの10年も挑戦の連続ができたことから「ひとりのエンジニア」として積みたいと思っていた経験はある程度やり切った感覚がありました。だから私にとっての「次の10年の挑戦」は「開発を通じて事業の成長に貢献する」です。個人作業を超えた「チームでハードルを乗り越える経験」でもあります。これは1年や2年で終わる話ではないですよね。TRUSTDOCKに入社してから携わったプロジェクトでは、事業戦略を踏まえ、開発の方向性を決める役割の一端も担っています。

――普段はどのように開発を進めているのでしょうか?

保屋野:要求を受けた機能開発を要件としてまとまるまで認識を合わせた後、モデリングしてコードに落とし込むフローを一気通貫で担当する開発スタイルで進めています。改めて入社前に「こんな経験がしたい」と思っていたことを思い出してみると、「事業を成長させる挑戦の連続を経験したい」がありましたね。

――転職理由にあった「次の10年もさらにハードルの高い挑戦」と近しいですね。

保屋野:高い目標に対して人手が足りていないくらいの状況なので、1つ1つのタスクの優先度を考えながら最大限のアウトプットを出せるようにしています。これはまさに事業を成長させる挑戦の連続です。TRUSTDOCKは「デジタル社会のインフラを構築する」を目指してeKYCプロダクトを提供しています。お客様の先にいるユーザーにまで価値が届けられることを目指しています。

――他には「自分が熱中して楽しく開発できそうな環境に身を置いてみたい」とも転職インタビューでお話しされていました。

保屋野:私が熱中して楽しく開発するための要素が満たされた環境にいますね。分解すると「個人的に好きなモデリングをしてコードに落とし込む部分ができる」、「メンバーが優秀で納得感のある意思決定の中ですばやく開発を回せる」、「世の中に価値のあるプロダクトであり、かつ保守性や拡張性のあるコードでつくり上げられている」があります。

――サーバーサイドのメンバーには五島さんがいますね。

保屋野:SRE(Site Reliability Engineering)チームをリードしてくれていて、インフラ系の知識が豊富です。私はインフラ系の知識が乏しいのでよく相談しています。課題解決の選択肢や方向性を示してくれるとても頼りになる存在です。

――ムードメーカーの側面もあるとお聞きしました。

保屋野:社内のメンバーといつも楽しそうにコミュニケーションを取っていますね!みんなを誘ってボードゲームの会を主催してくれたりもします。IT界隈で話題になった「HTTPステータスコード百人一首※」などはすごく盛り上がりますよ。尊敬できるメンバーと「エンジニアの立場からビジネスを理解して事業を成長させる挑戦」ができることにやりがいを感じています。
※HTTPステータスコード百人一首:HTTPステータスコードをテーマにした百人一首。取り札にはたとえば下の句として「404 Not Found」、上の句としてそのHTTPステータスコードの説明文が入る。遊び方は百人一首と同じ。

エンジニアの仕事は「課題を解決すること」である

――TRUSTDOCKは「お客様の先にいるユーザーにまで価値を届ける」という話がありました。TRUSTDOCKのエンジニアに共通点はありますか?

保屋野:エンジニアの仕事は「課題を解決することである」と考えている点です。私たちエンジニアは単に機能を開発するのではありません。開発した結果として、お客様の課題が解決されることがゴールです。

――「課題を解決する」とは具体的にどういうことでしょうか?

保屋野:例えば何か機能開発や不具合対応の必要が出てきたとします。そういった場面で全体像を把握しながら課題の芯の部分を捉えて、課題解決のための選択肢を洗い出し、その中で最良と思える対応方針を選択して行動に移すといったところでしょうか。

――表面的な解決方法にとらわれないように、細心の注意を払っているんですね。

保屋野:そうですね。そのためにはエンジニアメンバーと協力しあって作業を進める必要が出てきたりします。TRUSTDOCKでは日常的にメンバー間の連携ができていますし、「エンジニアの仕事は課題を解決すること」が普段から意識されている組織であることを実感します。

――保屋野さん自身の「課題を解決する」例もありますか?

保屋野:例えば何らかの機能開発を進める時に、一般的にこんな課題がよく挙がります。それは、PdMやエンジニアメンバー間で作るものの認識が曖昧なまま開発が進んでしまい、途中で認識の齟齬が発覚して大きな手戻りや工数の増加に繋がってしまう課題です。そういった課題を解決するために必要に応じて「ユースケース記述やドメインモデル図などのツールを用いて開発を進める」ようにしています。つくるものを直感的に分かりやすく、できる限り正確な共通認識を持ちながら相互にフィードバックし合える状況づくりを重視しています。

――何を想定して、いわば「ひと手間をかけている」のでしょうか?

保屋野:特に機能開発に納期がある場合は「すぐに開発に着手した方がいいのでは」とも考えられます。でも、手戻りのリスク、コードレビューや動作確認の負担増加、ひいてはシステムの将来的な保守性や拡張性を鑑みると、短期的にも長期的にもメリットは大きいと考えています。「これから起こりそうなことは何か」と、プロダクトの未来を想定しながら、1つ1つの開発をより良いものにするためにひと手間かけています。

――「次の10年もさらにハードルの高い挑戦」を求める保屋野さんは、2023年には入社3年目になります。今後は何を目指していきますか?

保屋野:マネージャーといういままで明確には請け負ったことのない役割もさせていただくことになりました。今後は開発メンバーをフォローする働きをより一層していきます。これも個人作業だけでは乗り越えられない「ハードルを乗り越える経験」ですね。プロダクトが成長すれば、エンジニア組織も大きくなります。自分にとって大きなハードルの挑戦は続きそうです。

 

仕組み化が進むエンジニアチームで活躍する人材とは?

――入社して2年経った今でも、入社前に願っていた「開発を通じて事業の成長に貢献する」ができているようですね。自分にどんな変化を感じましたか?

保屋野:TRUSTDOCKに入社する前は、ひとりのエンジニアとして工数の見積りとスケジュール管理の甘さは課題だと感じていました。自社サービスの開発にずっと携わってきて、その状況に甘んじてずるずると開発を長引かせてしまうこともあったんです。TRUSTDOCKでは、お客様の課題解決のためには開発スケジュール通りに進められていることも提供価値として重要です。TRUSTDOCKに入社してからはやり切れているので、工数見積りとスケジュール管理の課題は大部分は克服できていると思っています。

――具体的なスキルでいうと、どんなものになるのでしょうか?

保屋野:「要求の粒度が荒い機能開発」でいうと、要件を決めるための情報を持っているひとと認識を合わせ、最終的にさまざまな図やドキュメントに起こして手を動かせる状況までタスクを分解することになります。「開発すべき新しいシステムや機能が多くあり、さらには最終の対応期限が決まっているプロジェクト」は加えて行うことがあります。タスクの優先順位を決めて進めながらブロッキング要素を潰したり、後回しにできるものを判断していく作業です。
こういった作業を行うには、要求整理やモデリングなどの設計スキル、要求を出す側との折衝を行うスキルが必要で、そういったスキルが鍛え上げられているなと思います。

――先ほど「高い目標に対して人手が足りていないくらいの状況」という話がありました。開発チームのいまの状況をどう見ていますか?

保屋野:いまはチームとして仕組み化を進めている段階です。取引を行うお客様も増加しているので、プロダクトの開発を進めながら自動化や開発プロセスの改善なども素早く進めていく必要があります。

――新しい挑戦をする時期にさしかかっているんですね。

保屋野:エンジニアが力を発揮できる場面が多岐に渡っていて楽しいですよ。組織のフェーズ的に改善の効果がすぐに実感できることも多いです。やりがいを感じながら開発ができています。

――組織も事業も成長する中では、エンジニアも一緒に成長できそうですね。

保屋野:「解決志向のエンジニア」の他にも、TRUSTDOCKの事業領域と相性がいいひとは明確です。ロジックをできる限りシンプルに、保守性や拡張性を保った状態でコードに落とし込むことが好きな方にとっては、面白さを感じられる事業を展開しています。数多くの手法があるのが本人確認の特徴で、様々なロジックをシステムに組み込んでいく必要があるんですよ。
私はエンジニアとしてWebアプリケーション開発を10年くらい続けてきて、ビジネスロジックの設計と実装が得意かつ好きでもあるのでぴったりなんです。「ひとりのエンジニアとしての成長」に加えて「事業を成長させるエンジニア」や「組織の成長を担うエンジニア」を志向されるひとにとって、TRUSTDOCKのいまは面白いフェーズと言えるでしょう。

(話し手・保屋野 透/文・佐野創太/編集、監修:TRUSTDOCK採用広報チーム)

TRUSTDOCKは積極的に採用活動をしています

TRUSTDOCKはeKYC市場を世界的に展開する仲間を積極的に募集しています。

ご興味をお持ちいただいた方は、こちらからエントリーいただけますと幸いです。