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TRUSTDOCK 設立5周年記念イベントレポート〜未来の社会インフラを担う企業を目指して〜

作成者: TRUSTDOCK Staff|2023/01/23

2017年の創業から5年が経ち、TRUSTDOCKは飛躍的な成長を遂げました。その従業員数は約60名(2023年1月現在)になり、まだまだジョインする人が増えています。

今回は、設立5周年を記念して11月1日に開催された社内イベントをレポート。代表の千葉孝浩が、知られざるTRUSTDOCKの歩みを紹介します。

【2016年〜2017年】TRUSTDOCKではなく、株式会社デジタルアイデンティティ?

千葉:今日は5周年なので、過去を振り返りながら皆さんが「なるほど」となるようなことも紹介していきたいと思います。

千葉:まず5周年と言いながら、ちょっと2016年から書いてます。実はですね、2016年に私の前職であるガイアックスにいた時に「ブロックチェーンを活用したデジタルIDシステムを作れないか」というところが、私たちの事業アイデアのスタートになっています。

千葉:当時、シェアリングエコノミーという個人間でやり取りするようなサービスがちょうど増えてきた時ですね。皆さんも利用されることの多い事業者などにも活用していただけるような、本人確認のシステムを作れないかなと考えていました。

R&Dで、ロンドンやサンフランシスコに行ってブロックチェーンのことを学んだり、総務省の実証実験に応募したり、いろんなことをやっていた時期ですね。

千葉:2017年になって、現在につながる本人確認APIサービス「TRUST DOCK」(名称の間に空白あり)を始めています。ここから、事業者の本人確認にフォーカスしていったかたちですね。

このスライドのLP(↑)は懐かしいですね。なんかそっけない(笑)。車の鍵かなんかを渡しているような画像で、キャッチコピーは「ユーザートラブルを未然に防ぐ」。当時は本当にこの1枚のLPがあるだけの状態でした。

千葉:そして、2017年7月に「TRUST DOCK 事業部」を設立しています。 ここでようやく事業部になって、フィンテック・金融業界向けにやっていこうとリブランディングしていきました。

当時はまだAPIも一つしかありませんでしたが、まだ開発していない身元確認以外の顧客確認に必要なAPIも含めて、営業資料もトークも作り直しました。 「KYC as a Service」KYC商社として全部やる会社だということを、社会に宣言しました。

千葉:2017年11月1日、まさにこの時に会社を設立します。でも、「株式会社デジタルアイデンティティ」ってなんやねんって話ですよね。実は、TRUSTDOCKの登記簿謄本を調べていただくとわかるんですが、私たちの会社は設立当初「株式会社デジタルアイデンティティ」でした。オフィスにはまだ当時の貴重な名刺が残っていると思います。

(当時のデジタルアイデンティティ社の名刺/指でワンタップするだけでKYCが完了する未来をロゴ化)

千葉:事業としてはTRUSTDOCKの本人確認サービスに取り組んでおり、WISEさんCASHさんなど、話題のスタートアップを中心に導入実績を積み上げていきました。

【2018年〜2019年】TRUSTDOCK誕生|初期の戦略は「ステルスモード」

千葉:そして、2018年4月に資金調達もしていよいよTRUSTDOCK(名称の間に空白無し)という社名で独立しています。この写真は、当時5人で立ち上げたときですね。この時に「ドレスコードの上着は白にしよう」と決めて、現在も集合写真はみんな上着が白となってます。

最初の戦略は結構ステルスモード※です。 水面下でユーザーペインを把握するために顧客へのインタビューを繰り返しながら、出来るだけ手の内を明かさずに進めて行きました。

流れとしては、最初は導入後のプレスリリースだけを出すんですね。そうすると、当時は車の鍵を渡すような簡易的なLPしかないので、「何をやっているんだろう?」とみんな気になるわけです。ネット上に情報が少ないからこそ、お問い合わせフォームから、お問い合わせしてきます。実際にお問い合わせをいただいてから、詳細な営業資料で提案するようなことを行っていました。

※ステルスモード……自社の製品・サービスの情報を外部に公表しないまま事業を進めること。

千葉:その後のピッチイベントへの登壇とともに、このステルスモードを解除しました。ピッチイベントでも情報公開を進めながら、舞台を歩き回ってプレゼンしていました。動画で見た人もいらっしゃるかもしれませんが、舞台を歩き回るのが好きなんです(笑)。

その後、大手企業の導入も進んでいきます。ソフマップさんの「ラクウル」など、導入実績をどんどん積み重ねて、ファクトドリブンで成長していきました。
今までの資料でも入れていた、未開発のAPIのラインナップを実際に開発して揃えて、協業でさらに拡充していくことにも取り組んでいます。

【2020年〜2022年】社会インフラを担う企業へ|未来に向かってさらに登っていく

千葉:事業の拡大とともに資金調達をして、ここから0→1の後の1→10のモードに入っていきます。この年から本格的に採用を強化していきました。

千葉:2021年11月になると対面で会った時に「初めまして」の方が増えて、2022年になるとそろそろ画面に収まりきらなくなってきました。これからは、結婚式の写真のように上から撮影するのもいいかもしれません(笑)。

千葉:多くの皆さんは2021年以降に入社されていると思いますが、転職後すぐにリモートワークというストレスフルな環境下で、日々業務に取り組んでいただいていると思います。本当にありがとうございます。

千葉:皆さんが日々現場で歯を食いしばってやっていただいているおかげで、導入社数No.1を2年連続で受賞できました。これからも、いろいろな業界業種に使われるKYCサービスとして、No.1を死守していきたいと思います。

千葉:そして本日2022年11月1日に、私たちTRUSTDOCKは設立5周年を迎えることができました。今も24時間365日、絶え間なく色々な業界で使っていただき、私たちが止まるとお客様のサービスも止まってしまいます。社会インフラを担う企業になりたいと思いながらやってきましたが、5年前にここまで成長できるなんて思ってもいませんでした。本当に皆さんのおかげです。

とはいえ、このデジタルアイデンティティとeKYCの世界は、まだまだ頂上が見えません。潜在的なニーズで考えれば、導入社数の桁が1桁、2桁足りないと思ってます。これまでも頂上に向かって登ってきましたが、これからはさらなる成長に向けてどんどん急な上り坂に入っていきます。

次の5年間でどんな景色が見えるのか。皆さんと一緒に、これからも素晴らしい景色を眺めたいと思っています。引き続きがんばっていきましょう。「We are TRUSTDOCK!」5周年おめでとうございます!

【ノベルティ&アンケート】TRUSTDOCKの好きなところ

「TRUSTDOCKの歩み」の後には、5周年記念のノベルティグッズの紹介も。在宅ワークが中心の私たちですが、離れていてもメンバー同士の一体感を感じ、TRUSTDOCKのことを意識できるように、コーヒー+オリジナルコスター(檜)を選びました。

オンラインの記念撮影で、今回のイベントはフィナーレを迎えました。終了後のイベントアンケートの結果から「TRUSTDOCKのどんなところが好きなのか」という質問への回答を一部ご紹介します。

「人が好きです。尊敬できるメンバーとともにここまで進むことができて、うれしく思います」
「単なる事業会社としてではなく、KYCでより良いデジタル社会を作っていこうと日々思考し続けているところ」
「子供を育てながらでも働きやすい。同じ年頃の子供がいるメンバーが多い(超助かる)」
「物事と誠実に向き合う、素敵で大人な方々の集団であるところ」
「未来の広がりがイメージできるプロダクトを自社開発しているところ」

TRUSTDOCKの働きやすさは、アンケートの回答にもありましたが「社内の温かい雰囲気・頼れる仲間・未来を作りに行く視点」の3つがバランス良く揃っているからこそ、実現できているのではないでしょうか。これからも居心地の良いカルチャーを大切にしながら、さらに成長していきたいと思います。

(話し手・TRUSTDOCKメンバー/文・編集・監修:TRUSTDOCK採用広報チーム)

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