〜副業経験者のうち、プラットフォームサービスの利用は34.6%、「フリマ・ネットオークション」の利用が最多〜
デジタル本人確認の株式会社TRUSTDOCK(本社:東京都中央区、代表取締役:千葉 孝浩、以下 TRUSTDOCK)は、MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所と共同で、予備調査では20歳~69歳の男女20,000人、本調査ではプラットフォームサービスを利用した副業をメインで行ったことがある500人を対象に2024年4月4日~4月9日の期間で「副業におけるプラットフォームサービスの利用に関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
働き方改革が進む中、副業の解禁は、日本社会に大きな変革をもたらしつつあります。高齢化社会の進展と人口減少による深刻な人手不足は、「物流の2024年問題」や「ライドシェア」といった社会課題にも顕著に表れ、消費者の生活にも大きな影響を与えています。
一方、副業解禁により、空き時間を使ってスキルや経験を活かせる「スポットワーカー」と呼ばれる働き方が注目を集めています。スマートフォンアプリを使ったサービスの普及により、副業希望者と企業のニーズを効率的にマッチングする仕組みが構築され、副業市場は急速に拡大しています。またフリマアプリの利用者の増加が二次流通のハードルを低下させ、個人間取引も活性化しています。
政府もこの動きを後押ししており、自治体でも副業を推進する動きが出ています。副業は単に人手不足を解消するだけでなく、働き手のモチベーション向上や事業のイノベーション創出など、様々なメリットをもたらすことが期待されています。
今回の調査では、副業の実態と課題について明らかにし、副業を活用した新たなビジネスチャンスの創出に役立つ情報になることを目指しています。
■ 副業経験者は16.8%
副業意向があるが未経験の人は22.7%
■ 副業経験者のうち、プラットフォームサービスを利用した副業経験があるのは34.6%
利用サービスは「フリマ・ネットオークション」「スキマバイト」「スキルシェア・クラウドソーシング」
■ プラットフォームサービスを利用した副業の際のトラブル経験は33.0%
経験したトラブルは「取引相手とのやり取り」「クレームや低評価」「仕事の内容が想定と異なる」
■ プラットフォームサービスを利用した副業の際に工夫した点、
「取引完了までの速さ」「安心、安全性の保証」「提供するモノやサービスの内容」
■ プラットフォームサービスを利用した副業の際に本人確認を行った人は64.0%
本人確認の際に利用した身分証明書は「運転免許証」「マイナンバーカード」「健康保険証」
20~69歳の男女20,000人を対象に、副業経験について「分からない、答えられない」と回答した人を除いた16,485人の副業意向~経験までを聞いたところ(「わからない、答えられない」を除く)、「現在行っている」と「過去行っていたが、現在は行っていない」を合わせた副業経験者は16.8%となった。「勤め先で許可されており、行いたいと思っているが行ったことはない」と「勤め先で許可されておらず、行いたいと思っているが行ったことはない」を合わせた副業意向があるが未経験の人は22.7%となった。
副業経験があると回答した2,774人を対象に、行ったことのある副業を聞いたところ(複数回答可)、プラットフォームサービスを利用した副業経験があるのは34.6%となった。
次に、プラットフォームサービスを利用した副業経験があると回答した959人を対象に、プラットフォームサービスを利用した副業の利用経験について聞いたところ、フリマ・ネットオークションが53.9%と最も多く、次いでスキマバイトが35.2%、スキルシェア・クラウドソーシングが25.4%となった。
予備調査からプラットフォームサービスを利用した副業をメインで行ったことがあると回答した500人を抽出し、トラブル経験について聞いたところ、「トラブルを経験したことがある」が33.0%、「トラブルを経験したことはない」が62.6%となった。
次に、プラットフォームサービスを利用した副業の際にトラブルを経験したことがあると回答した165人を対象に、経験したトラブルについて聞いたところ(複数回答可)、「取引相手とのやり取りでトラブルがあった」が52.7%と最も多く、次いで「サービスを提供した相手からクレームや低評価を付けられた」が32.1%、「仕事の内容が想定と異なった」が21.2%となった。
プラットフォームサービスを利用した副業をメインで行ったことがあると回答した500人を対象に、工夫した点を聞いたところ(複数回答可)、「取引完了までの速さ」が30.4%と最も多く、次いで「安心・安全性の保証(本人確認、身分証の提示など)」が27.4%、「提供するモノやサービスの内容(説明文含む)」が27.2%となった。
プラットフォームサービスを利用した副業をメインで行ったことがあると回答した500人を対象に、プラットフォームサービスを利用した副業の際に本人確認を行ったかどうかを聞いたところ、「行った」が64.0%、「行っていない」が27.8%となった。
次に、プラットフォームサービスを利用した副業の際に本人確認を行ったと回答した320人を対象に、本人確認に利用したことのある身分証明書を聞いたところ(複数回答可)、「運転免許証」が60.0%と最も多く、次いで「マイナンバーカード」が39.7%、「健康保険証」が13.4%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は、MMD研究所のサイトより会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。
【調査概要】
「副業におけるプラットフォームサービスの利用に関する調査」
調査期間:2024年4月4日~4月9日
有効回答:<予備調査>20,000人 ※人口構成比に合わせて回収<本調査>500人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>20歳~69歳の男女
<本調査>プラットフォームサービスを利用した副業をメインで行ったことがある人
設問数 :<予備調査>7問<本調査>10問
【今回調査した全設問】
<予備調査>
SC1 あなたは副業(メインの仕事とは別に収益を得ること)を行っていますか?あてはまるものをひとつ教えてください。
SC2 副業を現在行っていると回答した方にお伺いします。あなたが行ったことのある副業をすべて教えてください。また、行ったことのある副業のうち、メインで行っているものをひとつ教えてください。/副業を過去行っていたが、現在は行っていないと回答した方にお伺いします。あなたが行ったことのある副業をすべて教えてください。また、行ったことのある副業のうち、メインで行ったものをひとつ教えてください。
SC3 下記のようなプラットフォームサービスを利用した副業について、あなたにあてはまるものをそれぞれひとつずつ教えてください。
SC4 プラットフォームサービスを利用した副業のうち、スキルシェア・クラウドソーシングサービスを利用したことがあると回答した方にお伺いします。あなたが利用したことのあるサービスをすべて教えてください。
SC5 プラットフォームサービスを利用した副業のうち、デリバリーサービスの配達員を行ったことがあると回答した方にお伺いします。あなたが利用したことのあるサービスをすべて教えてください。
SC6 いずれかのプラットフォームサービスをメインで利用して副業を行っていると回答した方にお伺いします。あなたが「SC2回答選択肢表示」を利用して副業を行っている理由をすべて教えてください。/いずれかのプラットフォームサービスをメインで利用して副業を行っていたと回答した方にお伺いします。あなたが「SC2回答選択肢表示」を利用して副業を行った理由をすべて教えてください。
SC7 サービス内容は知っているが、利用してみたいとは思わないと回答した方にお伺いします。あなたがそれぞれのサービスを利用しない理由をすべて教えてください。
<本調査>
Q1 あなたは「SC2回答選択肢表示」を利用した副業の際にトラブルを経験したことはありますか?
Q2 プラットフォームサービスを利用した副業の際にトラブルを経験したことがあると回答した方にお伺いします。あなたが「SC2回答選択肢表示」を利用した際に経験したトラブルについて、あてはまるものをすべて教えてください
Q3 「SC2回答選択肢表示」を利用した副業の際にトラブルを経験したという方にお伺いします。あなたが経験したトラブル内容について、具体的なエピソードをひとつ教えてください。
Q4 あなたがプラットフォームサービスを利用して副業を行った理由をすべて教えてください。
Q5 あなたはプラットフォームサービスを利用した副業の際に本人確認(本人確認書類や顔写真を送る、運転免許証やマイナンバーカードで認証するなどの手続き)を行いましたか?あてはまるものをひとつ教えてください。
Q6 あなたがプラットフォームサービスを利用した副業の際に本人確認(本人確認書類や顔写真を送る、運転免許証やマイナンバーカードで認証するなどの手続き)で利用したことのある身分証明書をすべて教えてください。
Q7 あなたがプラットフォームサービスを利用した副業を行った際、自分が本人確認(本人確認書類や顔写真を送る、運転免許証やマイナンバーカードで認証するなどの手続き)をしているかどうかは取引に影響したと感じますか?あてはまるものをひとつ教えてください。
Q8 プラットフォームサービスを利用した副業のうち、あなたが今後利用したいサービスをすべて教えてください。既に利用したことのあるサービスについては再度利用したいものも含めてすべて教えてください。
Q9 あなたがプラットフォームサービスを利用した副業を行う上で課題に感じることをすべて教えてください。
Q10 あなたがプラットフォームサービスを利用した副業を行う際に工夫した点をすべて教えてください。
株式会社TRUSTDOCKは、取引や手続きをデジタル化する時の「オンラインでの顧客確認」の課題を解決するKYC/本人確認の専門会社です。マイナンバーカードによる公的個人認証をはじめ、犯罪収益移転防止法のeKYCが可能なデジタルIDウォレットアプリと、あらゆる業法に対応するKYCのAPI基盤サービスを提供します。
eKYC導入社数No.1※のリーディングカンパニーとして、国内外を問わず、デジタルアイデンティティ&eKYC基盤の構築に向けて安心・安全なデジタル社会のインフラ構築を推進していきます。
※2023年8月 東京商工リサーチ調べ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000203.000033766.html
【関連URL】
eKYC本人確認サービス「TRUSTDOCK(トラストドック)」
https://biz.trustdock.io/ekyc
MMD研究所
https://mmdlabo.jp/
MMDLaboとTRUSTDOCK、「オンライン上での個人間取引サービス」に関する調査を500人に実施
https://biz.trustdock.io/news/c-to-c-report2024
【会社概要】
社 名 : 株式会社TRUSTDOCK(TRUSTDOCK Inc.)
所在地 : 東京都中央区京橋3-1-1 WeWork東京スクエアガーデン
代表者 : 千葉 孝浩
URL:https://biz.trustdock.io/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社TRUSTDOCK
担当:広報 林田