「当事者意識を発揮しながらプロダクトを成長させ続けたい」  自社プロダクトのエンジニアを選んだ理由とは

エンジニア

更新日: 2022/10/03

目次

    2021年11月に入社したエンジニアの田守は、eKYCプロダクトのフロントエンドにおける機能開発と改善を担当しています。
    もともとは主にSES(System Engineering Service)で技術力を磨いてきました。環境を大きく変えて自社プロダクトに携わろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?入社前に描いていた願いは実現できているのでしょうか?
    eKYCプロダクトの利便性を支える田守の入社後インタビューを公開します。

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    株式会社TRUSTDOCK フロントエンドエンジニア 田守直人

    SESのエンジニアとして顧客のサイト内検索エンジンサービスの保守・運用、拡張機能の開発、UIの改修などを担当し、上流工程から下流工程まで一貫して関わる。その後は社内の問い合わせ管理のDX(デジタルトランスメーション)化を推進する中で要件定義から環境構築、コーディングなどの作業を担当する。顧客との定例会議に参加して顧客折衝を行う経験から、新しい技術を検証して社内業務の支援をするなど、社内外で技術力を応用している。

    2021年11月にTRUSTDOCKに入社。フロントエンドにおける機能の開発と改善を担当する。eKYCで目視確認が不要で即時に結果を返却する新しいプロダクト開発のプロジェクトでは、フロントエンドの基盤から大元の機能実装を行う。

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    入社前の「当事者意識を発揮しながらプロダクトを長期的に成長させたい」思いが形になっている

    ――田守さんは2021年11月にTRUSTDOCKに入社して、フロントエンドにおける機能の開発と改善を担当しています。転職活動をはじめたきっかけは何だったのでしょうか?

    田守:前職ではSES(System Engineering Service)でお客様のプロジェクトにジョインさせていただいていました。様々なプロジェクトや技術に関わることができ、エンジニアとしての幅を広げることができました。同時に「当事者意識を発揮しながらプロダクトを成長させたい」思いが強まっていたのも本音です。プロダクトの成長に終わりはないんです。社会や環境の変化を反映させながら、プロダクトを改善を重ねる働き方を望んでいました。

    ――入社してからは「当事者意識を発揮しながらプロダクトを成長させる」ことに関われていますか?

    田守:転職前の願いは叶っています。それに加えて大幅なリファクタリングにおける「製品のバージョンアップ」や「新規プロダクトの立ち上げ」にも携わることができています。

    ――いまは具体的にどんな仕事をしているのでしょうか?

    田守:eKYCにおける専門センターでの目視確認の際に、オペレーターが画像の確認が難しく本人確認の結果が否認されるケースがあります。目視で見逃しがないよう画像をチェックする機能をつくっています。

    ――eKYCの利便性を担保する大切な役割ですね。

    田守:やりがいを感じています。「新規プロダクトの立ち上げ」でいうと、eKYCで目視確認が不要で、即時に結果を返却する新しいプロダクトを開発するプロジェクトにも参加させていただきました。私はフロントエンドの基盤から大元の機能実装を行っています。

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    プロダクトの開発に集中して、エンジニアとして「大変だったけど成長できた」こと

    ――転職理由である「当事者意識を発揮しながらプロダクトを成長させる」は希望通りになっているとのことですが、慣れていたSESの働き方とは異なっているとお見受けします。入社してから「ここは大変だったな」と思う経験はありますか?

    田守:大変だった分、成長できた実感のある経験があります。「製品のバージョンアップ」において様々な機能を従来のコードからリプレースするときのことです。旧コードの理解や移行する機能群の整理が必要な状況でした。現状では一部の機能だけを新しいコードとしてリリースする形をとり、機能として共存させる部分については事前の検証や実装などを任せていただきました。

    ――どの部分が成長できたと感じましたか?

    田守:「製品のバージョンアップ」において設計も大幅に改善され、コードの品質もかなり良くできました。UI/UXの観点からも改善されており、使い勝手部分でも良くできています。

    ――田守さんが入社される前からプロジェクトとしてはじまっていたので、キャッチアップの難しさもあったのではないでしょうか?

    田守:それまでのコードで利用されている期間も長かったようですしね。バージョンアップ後の製品をいち早くお客様に届けたいと考えたところからはじまりました。リプレースにあたっての要件の確認や戦略立てをしっかりと行い新コードを届けることができた経験は、個人的にとても意義があったと思います。

    ――意義を感じられる仕事を見つけたんですね。

    田守:他にも成長を感じられる部分があります。「新規プロダクトの立ち上げ」ではTypeScriptをベースにしたアプリケーション基盤をつくり、機能改善では画像の処理などの知見が増えたと感じています。以前より個人的にゲーム制作をしており、スプライトを動かしたりしていたので周辺の知識を強化できました。これも当事者意識を発揮しながらプロダクトを成長させることに集中できているからこそ身についたスキルや知識なのだと思います。

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    エンジニアチームには「仕事のしやすさ」に繋がる「課題解決の志向」が共有されている

    ――ここからは田守さんにとってTRUSTDOCKのエンジニアチームはどう見えているかお聞かせください。

    田守:これからもプロダクトが成長するフェーズであり、ひとりひとりのエンジニアの力が大きく発揮できるはずです。これまでSESや社内の技術担当などいろいろなプロジェクトやチームで開発をしてきた立場からわかることがあります。TRUSTDOCKの良さは優秀なエンジニアが集まっていると同時に、一人だけで頑張るのではなくチーム・会社としてプロダクトの成長に邁進できるんです。

    ――具体的にどんなときに「チーム・会社としてプロダクトの成長に邁進できる」と感じますか?

    田守:シンプルですが、例えば困ったことなどがあればコミュニケーションを取りやすいです。必要に応じてチームで議論したり、CTOの荘野さんに相談したりできます。個人的にはとてもやりやすい環境です。部門を超えて連携が必要な場合には、必要に応じて私も積極的に声をかけるようにしています。エンジニアの場合は集中して作業したいことがありますが、何かしら優先度を決めたり自分だけでは解決できない場合だったりするときは、コミュニケーションを取るようにしています。

    ――チームとしても田守さんとしても、コミュニケーションを大切にされているんですね。

    田守:チームワークの観点から考えると、TRUSTDOCKのエンジニアには共通認識があることが仕事のしやすさに繋がっていると思います。それは「課題解決の志向」です。機能を開発するときにも必ず「それはどんな課題を解決できるのか?」から考える習慣が定着しています。

    ――課題解決の志向が発揮されていると感じた場面をお聞かせいただけますか?

    田守:身分証に光の反射があって一部文字が隠れてしまい、専門センターでの目視確認で否認されるケースのときです。当初のチェック方法では画像で極端に白の色味があることをチェックしようとしていましたが、それは環境によって使えないことがわかりました。私はそこで検知するやり方を変えてみて動くプロトタイプを実装しました。環境の差が影響する可能性があるときには、社内に協力を求めました。エンジニア以外の社内のメンバーから、デモでつくったプロトタイプを触った所感をもらうことで、開発を進めていきました。

    ――仮説、検証を行うためにデモをつくる段階を挟んだんですね。

    田守:そうです。「課題解決の志向」としては仮説を立ててすぐに行動し、結果をメンバーに評価・フィードバックしてもらう。この一連の連携や流れがスムーズにできたときに「社内に課題解決の志向が共有されている」と感じました。これはエンジニアチームの強みです。

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    チームで責任を持って「プロダクトを長期的に成長させる」環境がある

    ――メンバーに恵まれていると感じているんですね。メンバーそれぞれにどんな特徴がありますか?

    田守:山本さんはチームを取りまとめることはもちろんのこと、エンジニアでもあるためコードリーディングやレビューもできるところです。画像チェックの処理でも最初の素案からいくつか改善していったのですが、その際に相談に乗ってもらってアイデアを出してもらったりしました。

    ――多彩なんですね。

    田守:プレイヤーとしても監督しても立ち回れるひとがいることは、チームとしてとても助かります。深谷さんはレビューや開発、Issueの作成など開発側の足回りの良さが魅力です。新しいプロダクトをご支援していただいた際には、全体を把握する力とご自身でどんどん改善タスクを進める力を発揮していただき、助けていただきました。

    ――プロジェクトを推進する力に長けてらっしゃるんですね。

    田守:一人でカバーできないときに、チームとしてプロジェクトの推進を大きくしていただいています。山本さんの業務や私のタスクの分散などを支援する力がとても大きいんです。

    ――これからも頼れる仲間と面白い仕事ができそうですね。

    田守:そうですね。これからもエンジニアチームは、自分たちがつくったものでお客様にダイレクトに価値を届けられるチームであり続けます。新しいプロダクトを開発しはじめたり、すでにリリースされているプロダクトを改善したりと、「自分がつくった機能が大きく反映される場面」がたくさんあります。「当事者意識を発揮しながらプロダクトを長期的に成長させる」ことを、ひとりではなくチームで責任を持って続けられる。これからも成長とやりがいを実感しながら開発を続けていける自信があります。
    その先にプロダクトが「もっと普段の生活で自然に使われている未来」を描いています。もちろんいまも導入していただいている企業様が多くいらっしゃる中でさらに広げていきたいと考えています。そのためにはフロントエンドとして常に改善を続けていき、よりよいプロダクトとして成長させていきます。

    (話し手・田守直人 透/文・佐野創太/編集、監修:TRUSTDOCK採用広報チーム)

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