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2021年は最高のスタートを切れる。プロダクト開発とグローバル展開を同時に進められるプロフェッショナルが集まった〜CTO・荘野和也のTRUSTDOCK展望インタビュー〜

エンジニア

更新日: 2021/04/09

目次

    荘野は2019年の7月にCTOに就任する前は、TRUSTDOCKの立ち上げ期からいままで、プロダクト開発の大部分をリードしてきました。本人確認サービスは様々な業界のお客様に使っていただき、デジタル身分証アプリの開発がはじまり、グローバル展開も視野に入るようになっています。

    その中で荘野は「TRUSTDOCKのエンジニアチームは、「大きな転換点を迎えている」と話します。

    2020年から大きく変わりつつある開発体制はうまく機能しているのでしょうか。荘野と坪井のペアによる開発からチーム開発への移行。他社で豊富な経験を積んだエンジニアのJOIN。仕組みもひとも変わり続けています。

    CTOの荘野に今の開発チームの状況と、2021年の展望を聞きました。

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    株式会社TRUSTDOCK CTO 荘野 和也

    2007年にマークアップエンジニアとして株式会社ガイアックスへ入社。2009年からはWebエンジニアに転向し、主に社内システムの開発に従事する。その後はインフラチームに所属し、各事業のインフラ基盤を支えた。
    2015年からシステム障害の対応に特化したインシデント管理ツール「Reactio」の新規開発に取り組んだ後に、2016年に創業期のTRUSTDOCKに参画する。TRUSTDOCKではテックリードとして顧客の課題解決を技術の力で導くために技術選定などを行う。
    2019年7月からCTOに就任し、「本人確認APIプラットフォーム」やeKYCに対応した「身分証カメラアプリ」の開発及び統括、技術の責任者としてプロダクト戦略の策定に携わっている。東京工学院専門学校 Webデザイン科卒。

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    1人開発からチーム開発へ。進む「開発体制の強化」で、2021年は飛躍を目指す

    ――荘野さんは2019年の7月にCTOになりました。2020年はこれまでで最も大きな変化があった一年だったのではないでしょうか?

    荘野:そうですね。私のキャリアの中でも、大きな転換点になりました。それは、2021年がTRUSTDOCKとして勝負の1年になることもあり、必要な変化だったと考えています。2021年は本人確認サービスをより多くの業界に提供していきます。デジタル身分証アプリ(デジタルアイデンティティ)はより価値の高いプロダクトへつくり上げます。グローバル展開も本格始動します。
    ひとつのことで1年間を使い尽くせるほどの難易度ではありますが、今のエンジニアチームであれば3つとも同時に推進できると考えています。

    ●2020年の最大の目標「開発体制の強化」は、順調に進められた

    ――エンジニアチームの体制は、2020年で大きく変化しましたね。

    荘野:そうですね。私の仕事をメンバーに委譲することができ、真の意味での複数人開発、体制のスケールアップが可能になったと言えます。

    ――具体的にどんな仕事をメンバーに任せるようになったのでしょうか?

    荘野:2020年の1月時点では、複数人での開発は行っているものの、実装検討・開発Issue化・開発メンバーレビュー・Pull Requestレビュー・テスト・デプロイは私ひとりで行っていました。これまでTRUSTDOCKのプロダクトの品質を一緒に高レベルに保ってきた坪井さんが産休/育休で現場を離れたこともありましたしね(4月に復職)。

    ――基本は一人で進めていたんですね。

    荘野:本人確認サービスのプロダクトを開発するにあたって、多くのタスクがあります。定義された要件を読み取って実装方針を立て、設計・実装を行うこと。あるいは業務委託の方へタスクを依頼し実装方針を示しコードレビューを行うといったことを、周りに助けていただきながら進めていました。

    ――開発をチーム体制にすることは、必須だったんですね。

    荘野:開発チームの体制強化は2020年の大きな目標でした。私の1人体制からサーバーサイドの領域については、私がこれまで本人確認サービスのプロダクト開発で行っていた部分を坪井さんと五島さんに受け持っていただきました。いまはお二人がコードオーナーです。進めるにあたり、保屋野さんと私が実装方針の検討、設計、コードレビュー、デリバリーの壁打ちやフォローアップを担当し、連携が深まりました。

    ――フロントエンドの領域についてはいかがでしょうか?

    荘野:フロントエンド部分では、TJさんに本人確認サービスのアップローダー部分のコードオーナーになっていただき、機能開発を進めていきました。

    ――それぞれの領域でメンバーに大きな権限を委譲していったんですね。

    荘野:坪井さんはずっと一緒に開発していてその開発力とお人柄をわかっていました私はエンジニア採用にも関わっているので、新しくJOINしてくださる方についてもその領域のプロフェッショナルであることを理解していました。だからお任せすることに懸念はなかったんですよ。その結果、開発チームとしては以前よりもチーム全体でのアウトプットの量が増えています。私自身としても視野が広がり、全体を見渡しながらプロダクト開発に取り組むことができるようになりました。

    ●エンジニアチームの変わらない方針は、「普通のことを最高レベルで進める」

    ――荘野さんのほぼ一人体制から、今では6人体制に大きく変わりました。変化がある中でも、エンジニアチームが変わらず重視している点はありますか?

    荘野:やはり「(特別なことをせず)普通のことを最高レベルに」を方針に、コードの品質について死守している点は、一番大事にしていることです。自動テストのコードカバレッジは98.5%、定期の脆弱性診断やペネトレーションテストにも耐えられる安全なコード、週次デプロイ(年間デプロイ回数79回)などがそれを表しているかと思います。

    ――機能追加も盛んに行っていましたね。

    荘野:そうですね。API version 2の開発やWEBカメラの実装などを追加しました。「どの業界のどのユースケースにも、標準的なAPIの組み合わせとさまざまな提出手法で対応できる本人確認システム」を体現してきたと思っています。

    ●CTO自身もプロダクト開発を行い続ける。それが品質の高いプロダクト開発につながる

    ――荘野さん自身は、CTOになっても変わらない点はありますか?

    荘野:私自身も引き続きプロダクト開発を行っていることですね。個人的にはこの点はとてもこだわっているんです。どの立場になったとしても何かしらの形でコードを書いて、プロダクトに貢献したいという強い気持ちを持ち続けています。良いプロダクト開発を行うにあたって、常に技術をキャッチアップし、学んで、成長し、プロダクトに還元していきたいんです。

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    最高のプロダクトを開発する仕組みは、自分たちで開発する

    ――開発チームとしても、荘野さん自身としてもプロダクト開発への強い思いがあることがよくわかりました。

    荘野:おかげさまで2020年は、多くの企業様に本人確認サービスを導入していただき、プロダクトをご利用いただきました。2021年はプロダクト開発をさらに強化します。例えば3月に、1ヶ月間の本人確認件数が通常の7倍になったときのように、高負荷に耐えられる仕組み(クエリのチューニングや設計変更など)を整えたいと考えています。

    ――さらに開発力が増しますね。

    荘野:2021年は、今よりもさらに多くの企業様に、安定してサービスを提供できるようプロダクトの改善を行います。パフォーマンスチューニングや設計改善など根本的な問題を解決していきます。E2Eテストの自動化は2020年後半の注力施策であり、成果が出せたこともあって2021年も引き続き進めていきたいですね。

    ――単体テストだけでは気づけないような問題を発見したのでしょうか?

    荘野:そうなんです。普段から100%に近いカバレッジで自動テストを書いているのですが、機能開発を進めている中で、Webhookの内容が不整合なものとなってしまういくつかの不具合を発見しました。その点では、デプロイ作業を行う際に実際にプロダクション環境での動作確認を手動で行っていましたボトルネックは手動対応のコストと複数の本人確認プロセスへの網羅性だったんです。

    ――すぐにボトルネックを発見できたんですね。

    荘野:これもチームで知恵を出し合える体制に移行できた成果ですね。問題解決としては、複数の本人確認プロセスへのE2Eテストを自動化し、常に正しい内容であることを網羅できている状態にしました。実装に2ヶ月かかる大規模な実装となりましたが、このツールのおかげで実装の不備が発生してしまいそうなコードに事前に気づくことができるようになっています。仕組みがうまく機能していることを実感できて、とても嬉しいです。

    ――本来進めたい機能開発や改善活動に注力できそうですね。

    荘野:先回りして開発したいですよね。併せてデプロイ作業の際の動作確認にかかる時間と人数も削減することができました。チームとしても動作確認にかかる時間には課題を感じていたし、私個人としても前々から自動化を図っていきたいと思っていたので、念願が叶った瞬間でもありました。

    ――TRUSTDOCKはエンジニアチームのコア部分の開発を支える仕組みづくりを、自らの開発力で解決していく動きもあるんですね。

    荘野:引き続き自分たちが最大のパフォーマンスを出せる環境は自分たちでつくっていきたいですね。

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    プロフェッショナル達が集まった。2021年は「本人確認サービスの更なる展開・デジタル身分証アプリの進化・グローバル展開の本格化」の全てを進める

    荘野:2021年は開発メンバー全員が開発を回していけるようスケールし、プロダクトの開発に注力できる1年にします。今年JOINした全員が各領域のプロフェッショナルであり、TRUSTDOCKに肯定的な影響を与えました。これは自信を持って言えることです。

    ――新しくJOINした5名についてお聞かせいただけますか?

    荘野:もちろんです。まず保屋野さんです。保屋野さんがご入社されたことで、開発チーム全体の技術スキルが一段底上げされたと感じています。開発での議論も活発になり、チーム全体で技術に対して切磋琢磨できる状態が生まれました。

    ――保屋野さんはビジネスロジックの設計・実装に強みを持ち、プロダクト開発をリードする立場での経験を積んできた方ですね。

    荘野:経験が豊富なので、課題が発生した時にもチームを解決へ導いてくれることが多かったです。私としても、保屋野さんと一緒に仕事をすることでたくさんの学びを受けて成長することができ、とても感謝しています。逆に、こちらからも保屋野さんに対して何かお返しすることができていたら嬉しいですし、共に高めっていければと思っています。

    ――保屋野さんへ強い信頼を寄せていることを感じます。自ら率先して解決に導いてくれるメンバーで言うと、五島さんもですね。

    荘野:TRUSTDOCKのメンバーの共通点かもしれないですね。五島さんも今まで培われてきた経験でチームをリードしてくれています。特にインフラ面の知識・スキルがとても頼もしいです。私もインフラの領域を進める上で、五島さんに壁打ちしてもらうことでより最適な解へ辿り着くばかりでした。

    ――チームの強さが出ていますね。

    荘野:もう一人体制には戻れません(笑)。プロダクト開発の運用でも、五島さんがいてくれるからこそ坪井さんも本領を発揮できる状態となっています。チームの良い相乗効果が生まれています。

    ――チームに良い循環が生まれているんですね。

    荘野:五島さんのおかげでチーム内の議論が次のより良い議論へと繋がることが何度もありました。それは五島さんが自分の中で質問、意見をちゃんと持ち、ハッキリと伝えてくれるからこそできたことです。

    ――まっすぐな議論ができていると、新しい発想や抜け落ちていた考慮すべきポイントに気づきますよね。

    荘野:メンバーとのディスカッションは発見ばかりです。発見でいうと、TJさんとフロントエンド周りの話をすることができてとても楽しかったです。私が個人的に好きな領域ということもあります(笑)。

    ――TJさんも「荘野との仕事は最高ですよ!」と話していました!

    荘野:安心しました(笑)。TJさんにはフロントエンドのスペシャリストとして活躍いただいています。これまでもサーバーサイドチームのメンバーがフロントエンド周りをの開発を進めていくことはできてはいました。でも、やはりノウハウや知識が不足している中で開発を進めていく不安は一定ありました。実際に設計や実装で悩みが出てきていた面もあったんです。

    ――待望のスペシャリストだったんですね。

    荘野:JavaScriptで実装したTRUSTDOCKアップローダーの開発が安定したし、安心してフロントエンドの開発に取り組むことができるようになりました。TJさんがJOINして1番の変化です。

    このようにキャッチアップできていなかった領域を一手に引き受けてくれる方ばかりです。

    ――2021年もどんなプロフェッショナルがエンジニアチームにJOINしてくださるか楽しみです。

    荘野:活躍の場は日々増えています。2021年は本人確認サービスとデジタル身分証アプリ(デジタルアイデンティティ)をさらに付加価値の高いプロダクトにすることを目指しています。そして、領域もグローバルへと広がっていきます。この3つを同時に進められる体制で、2021年のスタートを切ります。

    開発状況をディスカッションする場を設けているので、TRUSTDOCKに興味を持ったらぜひ、お気軽にコンタクトしてください。

    ――荘野さんが採用に積極的になっていて、大きな変化を感じます(笑)。

    荘野:CTOになってからエンジニア採用の重要性を痛感しました!(笑)それに、メンバーとの会話が刺激的で学びが多いんです。最高のメンバーが力を発揮できる仕組みづくりからしていきたいので、ぜひ話を聞かせいただければ幸いです。一緒にTRUSTDOCKが掲げる「社会インフラをつくる」に挑戦しましょう。

    編集後記

    荘野ほぼひとりの開発体制からチーム開発への体制変更や、チームメンバーの増加による連携の強化など、荘野自身の手を離れて進む領域が増えました。その中でも荘野はメンバーとの会話を楽しみ、学びを得て、それをまた開発チームの体制強化につなげているようです。

    2021年はチームにとっても勝負の1年です。本人確認サービスの更なる展開にデジタル身分証アプリ(デジタルアイデンティティ)の本格的な開発、そしてグローバル展開。エンジニアチームには負荷がかかるかと思いますが、「先回りして開発を進められるプロフェッショナルが集まった」と来年が楽しみなようです。

    エンジニアチームの空気がわかるディスカッション記事も公開しています。併せてご覧いただき、荘野が話したメンバーが普段どんな空気で仕事を進めているかを、少しでも体感してもらえれば幸いです。

     

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