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アメリカ、ケニアで事業を立ち上げたジェフが、eKYCプロダクトで日本とタイの橋渡しをする理由とは〜株式会社TRUSTDOCK Global Market Lead Jeff Batesの転職インタビュー〜

グローバル

更新日: 2021/06/15

目次

    TRUSTDOCKのプロダクトを海外展開するジェフ(Jeff Bates)は、もともとはeKYCとはまったく違う領域で経験を積んでいました。勤務地もアメリカやケニアといった、日本の商習慣とは異なる地域でした。

    そんなジェフがなぜ日本のスタートアップであるTRUSTDOCKを選んだのか。世界で事業の立ち上げをしてきたジェフのこれまでのキャリアと、いまのGlobal Market Leadの仕事、そしてTRUSTDOCKをどう見ているのかをインタビューします。

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    株式会社TRUSTDOCK Global Market Lead Jeff Bates

    大学卒業後、フィットネスコーチをする傍ら、アメリカで東アフリカや中米の経済発展プロジェクトを支援するNPOを設立。ケニアで持続可能性のあるビジネスを支援する会社を2社起業した。その後ニューヨークに戻り、2社のスタートアップでコンサルタント/COOを務める。

    2019年、アフリカでもニューヨークでもない「都会と自然のバランスの良い日本」で新たな生活を送りたいと考え、来日。「これから世界を目指すスタートアップにJOINして、会社を大きくしていきたい」との思いからTRUSTDOCKに参画する。

    TRUSTDOCKでは東南アジアのKYC/eKYCの普及に取り組むべく、マーケット調査、支社設立等を担当。

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    アメリカでもケニアでも「社会に点在する問題をビジネスで解決する」キャリアを歩んでいる

    ――ジェフは日本で仕事をする前は、どんな仕事をしていたのでしょうか?

    ジェフ:いまの仕事とはまったく違うキャリアからスタートしているんですよね。eKYCだったりフィンテックとも縁はありませんでした。

    ジェフ:実はフィットネスコーチが最初の仕事でした。数年続けながら、アメリカでNPO法人を立ち上げました。東アフリカや中米でのコミュニティベースの経済発展プロジェクトを支援したかったんです。

    ――立ち上げの経験、0から1をつくる経験は早くからしていたんですね。

    ジェフ:つくり上げる仕事は私の核ですし、TRUSTDOCKと相性が良い理由でもあると思います。NPOを立ち上げた縁で、ケニアでもビジネスを2つ立ち上げることになりました。持続可能な材木生産に関わるビジネスと、零細農家と市場をつなぐことで効率的な野菜生産と流通を目指すビジネスです。

    ――今度はケニアに行ったんですね!

    ジェフ:それぞれの国には特有の課題があったり、受け入れられるビジネスも違って、とても好奇心が刺激されますよ。ケニアでの最初の1−2年は、農業を主産業とする農村に住んでいたんです。農業への関心がとても高くなりましたね。この経験を通して零細農家の抱える課題も知り、「ビジネスで解決することができるのでは」と考えたのです。

    ――eKYCはフィンテックやレグテックの領域でもあるので、金融や法律関連の仕事をしていたのかと思いました。

    ジェフ:一見まったく違う仕事をしてきたように見えるかもしれないですが、「社会に点在する問題をビジネスで解決する」という点が共通しています。eKYCが滞ってしまうことで、意義のあるサービスが広まらなかったり、ユーザーもサービスを使えなかったりする。大きな社会問題ですよ。

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    数字とデータは嘘をつく。現地での学びが複雑な問題を解く鍵になる

    ――eKYCはサービスのアカウントをつくるときにも、必須の手順ですからね。

    ジェフ:そうですね。ケニアでの事業は残念ながら成功しなかったのですが、その経験から学んだことはたくさんあります。例えば、農業の問題一つとってみても、外から観察しているとシンプルに見えます。「すぐに解決できるだろう」と思えるんです。でも、実際は経済や社会のシステムが絡み合っている複雑な問題なんです。もし何かの問題が簡単に解決できそうに見えるなら、それはきっと問題を十分に理解していないだけなんだと思います。

    ――いまはタイでの海外展開の中心的な役割を担っていて、よく現地にも出かけていますね。

    ジェフ:現場で起きていることが、最も優先すべきことですからね。数字やデータだけに頼った決定は一見すると客観的に見えますが、実は独りよがりの決定になることが多いです。数字も嘘をつきますからね。

    ――数字に頼れない部分はどのように考えるのでしょうか?

    ジェフ:ここで現地を見てわかったことが存在感を増してきます。システムがどう機能していて、その中で人々が具体的にどんな問題を抱えているかについて、時間と労力を費やして理解するのです。

    ――ケニアの後にはどこで働いていましたか?

    ジェフ:それからニューヨークに移り、2つのスタートアップで働きました。そして、またケニアに戻って2つのスタートアップで働いた後、東京に来ました。日本の労働市場からすると、ちょっと経験社数が多いと思われてしまうかもしれないですね。そこは0から1をつくる人材として許してください(笑)。

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    テクノロジーの力で「人とサービスの関係」を変えられる。世界のスタートアップを見渡しても、そんな企業はあまりなかった

    ――ここからはなぜTRUSTDOCKで働こうと思ったのかを聞かせてください。ジェフはケニア、ニューヨーク、そしていまはタイと日本を行ったり来たりしていますよね。日本のスタートアップをなぜ選んだのでしょうか?

    ジェフ:確かにスタートアップ企業は日本だけでなく世界にありますし、私もスタートアップで働くことが大好きです。その中でもTRUSTDOCKを選んだ理由が一つあります。私はテクノロジーが「人と人との関係性」や、「日常生活の中で必要なモノやサービスと人との関係性」を変化させることに興味があります。TRUSTDOCKのeKYCプロダクトは、まさにこの「テクノロジーを通じて、人と人、人とサービスとの関係性を良いものにできるプロダクト」だったのです。

    ――世界を見てきた中で、TRUSTDOCKとの相性の良さを感じたんですね。

    ジェフ:しかも、スタートアップとして日本でビジネスモデルがありつつ、これから海外でも展開していくフェーズだったので、私が得意なフェーズでもありました。

    ――TRUSTDOCKのeKYCプロダクトに、可能性を見出したんですね。ジェフから見て、スタートアップで働く魅力は何だと思いますか?

    ジェフ:戦略立案から実行まで関われることじゃないでしょうか。自分の頭で戦略を考えることができるから、プロダクトの価値もわかりますし、納得して仕事を進めることもできます。

    ――スタートアップは上流工程から携われる余白が残っていることが多いですね。

    ジェフ:そうなんです。私がTRUSTDOCKに参画した時期(2019年6月当時)は、ソリューションやビジネスモデルがまだ確立されきっていない段階でしたね。しかも、既に日本での導入事例があるプロダクトを海外に輸出するという仕事は、まさに私が求めていた仕事でもあります。Global Markets Leadのポジションが空いていて、幸運でした。

    ――入社するタイミングは重要ですよね。

    ジェフ:まったく同感です。自分がしたい仕事が明確であればあるほど、好奇心が強ければ強いほど、戦略から携われるかどうかは重要です。好奇心が満たされる仕事に出会えると、毎日の仕事が楽しくなりますね。
    それに、毎日ビジョンに突き動かされている実感があるんです。

    ――どんなビジョンですか?

    ジェフ:人々が自分のIDデータを管理し、生活を豊かにする商品やサービスに簡単にアクセスできるようにする。そんな大きなインパクトを与えるというビジョンです。私が携わっているサービスが人々の生活を豊かにしている実感があるんです。この感覚は何物にも代えがたいですね。ビジネスはすべて誰かのためにすることですから、使ってくださっている方の表情を感じられることは、とても重要です。

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    eKYCは、世界が抱える問題。TRUSTDOCKのプロダクトは東南アジアでも通用する

    ――ジェフが担っているGlobal Markets Leadは、どんな仕事か教えてもらえますか?

    ジェフ:簡単に言えば、TRUSTDOCKの日本でのビジネスを基に、海外でも展開する素地をつくることです。

    ――海外というと、どの地域や国を対象にしていますか?

    ジェフ:東南アジアですね。まずはタイからはじめています。僕自身もタイをよく訪れています。現地に行くことでわかることは本当に多いんですよ。まず、企業の課題が肌で感じられます。タイの企業もeKYCを素早く確実に、そして廉価に実現するために良い手段がないか模索していますね。

    ――日本ではeKYCの知名度も少しずつ上がっています。東南アジアも近い状況なんですね。

    ジェフ:企業だけでなく、企業の顧客になる立場のひとの状況も近いです。タイでも金融やその他のサービスの利用、アカウント開設のためには本人確認をする必要があります。ここもプロセスが煩雑でサービスを利用するまでに時間がかかってしまったり、時には複雑な手順を踏んでいくうちにアカウントの開設をあきらめてしまうケースもあります。サービスを提供する企業においても、利用する顧客においても機会損失が起きているのです。

    ――本人確認をするために写真を撮って、書類を揃えて、提出したけど不備があってまた一からつくり直しなんていうケースもありますね。

    ジェフ:そうなんですよ。TRUSTDOCKが解決しようとしているeKYCの分野には、解決が望まれる領域がたくさん残っています。その一方で地域や国によって課題の違いも感じます。海外展開をするためには、私たちのプロダクトで何が解決でき、諸外国の類似課題をいかに解決できるのかを深く理解する必要があります。そのために、現地に行って生の情報に触れることを重視しているんですよ。

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    日本とタイの橋渡しになり、海外展開のスピードをさらに増していく

    ●国ごとのeKYCとデジタルIDの法規制への理解は必須である

    ――現場感覚を大切にしているんですね。他に仕事をする上でのポイントはありますか?

    ジェフ:TRUSTDOCKのソリューションが遵守しなければならない各国のeKYCと、デジタルIDに関する法規制への理解を深めることですね。資料を読み込むことで学べることも多いですが、時間をかけて足を運ぶことが重要です。東南アジアのビジネスリーダー、顧客企業、監督官庁などと頻繁にミーティングをしています。

    ――ジェフはTRUSTDOCKと海外、特に東南アジアとの橋渡しをしてるんですね。

    ジェフ:それが現地の企業やその顧客の悩みを知りつつ、TRUSTDOCKのeKYCプロダクトやメンバーを知っている私の価値ですよね。社内でいえば、TRUSTDOCKのメンバーとも「私たちのプロダクトで何ができるのか」という可能性を理解するための話し合いを重ねています。

    ●ナレッジを蓄積して、海外展開のスピードを早めていく

    ――聞いていると、海外に展開するのは大変そうですね。日本と東南アジアでは法規制に関する認識も違いがあるでしょうし。

    ジェフ:その通りです。だから進出する国でもTRUSTDOCKのプロダクトが価値を出せるように、オペレーションが滞りなく遂行できるようにする必要があります。つまり、再現可能にするための仕組みづくりが重要になるのです。

    ――各国の商習慣や法制度に合わせつつも、再現可能性を高めているんですね。

    ジェフ:再現可能性を高められれば、海外展開のスピードも早められますしね。

    そのためにしていることが、ナレッジマネジメントです。現地で得た情報やこれまでの試行錯誤を通じて学んだノウハウを社内で蓄積しています。

    ――全力で走りながらも、足跡を残しているイメージでしょうか?

    ジェフ:あ、それはうまい言い方ですね(笑)。TRUSTDOCKはスタートアップの魅力であるスピードを持って働きながらも、決して小さくまとまろうとは思っていないんです。プロダクトとオペレーションモデル、ビジネスモデルの形を各国に合わせてそれぞれ微調整しつつ、新しい市場への進出を効率的かつ着実にする。相反する二つの価値を追っているように見えるかもしれませんが、これは両立できるはずですよ。

    ――海外と日本を知っているジェフならではの仕事ですね。

    ジェフ:あ、そろそろタイの企業とのオンラインミーティングがはじまる。eKYCプロダクトを世界で展開できるように、日本とタイをつないできます。

    編集後記

    ジェフはTRUSTDOCKの「社会に点在する問題をビジネスで解決する」と、「海外事業をいままさに立ち上げる段階である」に魅力を感じて、TRUSTDOCKに入社を決めたようでした。

    世界でビジネスをしてきたジェフだからこそ、「eKYCは世界の問題である」や「現場感覚を大切にする」は説得力がありました。

    これからもジェフが日本と世界をつなぐ橋渡しができるよう、TRUSTDOCKもサポートしてまいります。

    TRUSTDOCKは積極的に採用活動をしています

    TRUSTDOCKはeKYC市場を一緒につくる仲間を積極的に募集しています。
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